中国でBandcampの使用が禁止に。政府による規制か

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今週、中国でストリーミング・プラットフォームが政府によるオンライン検閲システムの影響を受けて、消えてしまったという複数の報道が行われたが、RAによると、Bandcampもその検閲対象となり、現在は、VPNを利用してのみ中国ではアクセス可能になっているという。




このことは、中国のレコードレーベルやアーティストが、ブロックされたサイトのスクリーンショットをRAに送ったことで明らかになった。また、複数の音楽業界の著名人や専門家も同様のスクリーンショットをSNS上で共有していることが報告されている。

成都を拠点とするラジオプラットフォームとパーティークルー、PulseのDJ兼プロモーターSilkBoiはRAに「Bandcampがブロックされたことは私たちのコミュニティに衝撃を与えたが、その具体的な理由はまだわからない」が、ただ、中国のアーティストはすでにブロックされたサイトの回避策を見つけることに慣れているため、このことは「私たちのシーンをより良いものにし、ファイアウォールの外の世界とよりつながりを持たせるため」のもう1つの理由に過ぎないと述べている。

中国では、「グレート・ファイアウォール」と呼ばれる国のインターネットコンテンツのフィルタリングプログラムの下で、Google、Facebook、Instagramなどの海外サイトが長い間ブロックされてきた。上海に拠点を置くプロデューサーのSwimfulは、それがクリエーターを抑止することはないと指摘している。




また、Swimfulは、「一般的に中国では、最低賃金以上の収入を得ていて、アート、音楽、テクノロジーなどに興味を持っている人はVPNを持っていて、アプリケーションフィルタを設定していれば、おそらくVPNがオフになることはない」と述べている。

さらにVPNなしでは、サウンドカードのドライバを確実にインストールすることすらできないが、おそらくBandcampで音楽を販売している中国のレーベルはすべてVPNを持っているはずで、それらのレーベルのアーティストもまたすべてVPNを持っているだろうし、実質的には何も変わらない」とのこと。

中国では最近、日本でも人気になっている音声SNSのClubhouseが政府によって規制された可能性が報じられたばかりだった。




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