64小節のHIP-HOP映像シリーズ「Red Bull 64 Bars」のシーズン3(全10エピソード)が公開された。




40年に渡るヒップホップの歴史の中で、ラッパーたちは常に“小節”という概念に縛られながら、リリシズムのアートを進化させてきた。「Red Bull 64 Bars」はキュレーターの選んだラッパーが、同じくキュレーターの選んだトラックメイカー/プロデューサーのオリジナルトラックで、文字通り“64小節”のラップをレコーディングし、その模様をアンカット(一発撮り)の映像に収めるというもの。

日本語ラップのパイオニアZeebraを迎えたシーズン1に続き、シーズン2ではANARCHYがキュレーターに。そして、シーズン3ではキャリア30年以上のヒップホップグループ、RHYMESTERのMCであるMummy-Dがキュレーションを担当。

『責任重大だけど、次世代のラッパーたちと密に交流できてムッチャ刺激になった&ムッチャ楽しかった』というMummy-Dが選抜した全10エピソードのうち、エピソード1〜3までのラッパー × トラックメイカーは・・・

裂固 × NAOtheLAIZA(4月21日公開)
GOCCI × DJ VIBLAM(4月28日公開)
田我流 × grooveman Spot(5月19日公開)




今回の人選&レコーディングについてMummy-Dは・・・

『MC、トラックメイカー共にRed Bull 64 Barsの趣旨を体現できる人。ラッパーだったらヴァースの人、トラックメイカーだったらドラムの人。バズだのストーリーだの小細工抜きで、一本勝負出来る才能を集めた』

『こんなにラッパー泣かせ、かつラッパー冥利に尽きる現場はないと思った。みんなマッジで緊張してたし、それを乗り越えて最高の64小節を歌い切る感動! みんなアーティストというよりはアスリートに見えた。これはオレも負けられないと奮い立ったし、「負けたかも…でもなんだろう? この頼もしさ嬉しさは」みたいな、今まで味わったことのない感覚も今回初めて味わいました。歳かなあ(笑) いずれにせよこのシーズン3、すべてのMCたちの才と命がスパークしています。ラッパーってかっこいいなあとラッパーながら思った。必見必聴』

とコメントしている。続くエピソード4〜10では、どんな組み合わせになるのだろうか?

「Red Bull 64 Bars」はレッドブルのジャパニーズ・ヒップホップ専門YouTubeチャンネル「レッドブルマイク」にて。ラッパーたちが64小節のラップを如何に書き上げ、そのラップをどのようにパフォームしていくのか? ストレートでスリリングな映像作品をぜひご覧ください。

また「Red Bull 64 Bars」のシーズン3のラッパー10名を招き、そのバースの奥に秘められたストーリーをアットホームに紐解くPodcastトークセッション「Behind the Bars Japan – Red Bull 64 Bars」も同時公開。

ラッパーたちに話を聞くのは、ライター/DJの荏開津広氏。緊迫するパフォーマンスの上では見られないラッパーたちの意外な一面、ひとりの人間としての彼らの過去や現在、そして未来について深堀りしていく。

「Behind the Bars Japan – Red Bull 64 Bars」は各配信プラットフォームでの音声配信に加え、レッドブルではその映像版も視聴可能だ。
https://www.redbull.com/jp-ja/podcast-shows/behind-the-bars-japan-red-bull-64-bars




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