ジェネレーションZとミレニアル世代に向けた音楽動画メディア「lute」が、新たな運営会社のもと2020年9月1日よりリスタートした。
luteはYouTubeやInstagramなどのソーシャルメディアを通して、音楽を中心としたカルチャーに関するコンテンツを発信する分散型動画メディア。リスタート後のluteは、前運営からluteの商標等を譲受したSkyrocket株式会社(東京都港区)が運営する。
新生luteのYouTubeアカウントでは、外部のクリエイティブ・クルーやアーティストから提供を受けるMVやライブ映像、オリジナル番組などの動画のほか、lute編集部制作の動画も適宜公開していく。8月25日には、リスタートに先駆けてlute編集部制作のティザームービーが公開されている。
新生luteは、「ストリートカルチャーを通してあらゆる人々が自己のアイデンティティを確立し、持続可能な形で文化が創造され続ける世界を実現する。」というビジョンのもと、luteの世界観に共感いただける、次世代を担うアーティストやクリエイターたちと共創して、luteコミュニティの活性化を目指す。
また新生luteコンテンツパートナーの第一弾として、以下のクリエイティブ・クルーによるオリジナル番組を公開。
「BOAT 電影港湾局」 by BOAT
スタートアップに始まり、グルメ、音楽 、快適な生活環境にいたるまで、ここ数年注目を集め続けている街・福岡。そんな福岡が、2024年まで続く大型の都市開発「天神ビッグバン」を経て、生き物のように日々形を変えている。このスペースでは、福岡で生活するクラウドコレクティブ・BOATが、各々の生活の中から生まれる、フレッシュなクリエイティブを四季折々にパッケージングして届ける。
「チームフラスコのペトリ皿」 by チームフラスコ
クリエイティブ集団「チームフラスコ」が、世間であまり取り上げられていないが、なんだか気になる楽曲/映像/人/物などについて取り上げペトる(深掘り研究する)番組。
また、両クリエイティブ・クルーによるミュージックビデオMade In Hepburn 「poolside」、Frasco 「Midnight」も同時公開されている。
そして、音楽とファッション、さらにスポーツカルチャーがリンク。「音楽にまつわるエトセトラ」をモットーに、幅広く活躍する音楽レーベル「JAZZY SPORT」の参画も決定しているとのこと。
コンテンツパートナーとの共創関係
YouTubeへの参入が相次ぐ中で、新たにYouTubeチャンネルを開設するクリエイター・アーティストが認知を獲得する難易度はこれまで以上に高まっている。こうした競争環境の中で、コンテンツパートナーは動画コンテンツの提供により、以下のメリットが得られるという。
- 情報感度の高いジェネレーションZおよびミレニアル世代へのリーチ、認知獲得
- 提供動画から自身のサイト・アカウントへの導線、新規ファン層の獲得
- 提供動画から得られる広告収益の分配