Banksyオークション落札代表作がシュレッダーされる瞬間を収めた動画が公開。以前はMassive Attackが正体と噂も

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覆面アーティストで、以前、その正体がMassive Attackのメンバー3Dだと噂されたり、パレスチナ自治区ベツレヘムに開業した「世界一眺めの悪いホテル」にてElton Johnにリモートライブを行わせるなど何かと音楽業界とも縁があるBanksy(バンクシー)。そんなこと彼のの絵画が、オークションで落札された直後にシュレッダーにかけられたことが話題になっている。




BBCなど複数の報道によると、落札された絵画は、Banksyの代表作として有名な「Girl With Balloon(赤い風船に手を伸ばす少女)」で、ロンドンで行われたサザビーズのオークションで100万ポンド以上(1億5000万円超)で落札。しかし、その額には、自動で絵画が額から落ちてシュレッダーにかけられるようにBanksyによって仕組まれていたという。

その驚きの様子を収めた動画イギリスメディアのITVによって公開されており、そちらでは、アラームが突如鳴り出し、会場に集まったオークション参加者が目を離した隙に一瞬で細断される絵画の様子を確認することができる。




またAFPによるとサザビーズの現代アート欧州担当責任者、アレックス・ブランクチク(Alex Branczik)氏は声明で、「私たちは『バンクシーされた』ようだ」と述べ、「予想もしていなかったこの出来事はたちまちアート界の伝説となり、競売にかけられた直後、作品が自動的にシュレッダーにかけられるという、オークション史上初めてのことが起きた」と説明。また事件直後にサザビーズのオークション会場入り口付近で黒のサングラスをかけ帽子をかぶった男が警備員ともみ合っていたとされる報道も出ていることから、バンクシー自身が会場にいて仕掛けを作動させたとの臆測が出ているそうだ。



なお、Banksy自身もInstagramにこの様子がわかる写真を投稿。キャプション部には、オークションでよく聞かれる「going, going, gone(ありませんか、ありませんか、はい落札)」という文言が添えられており、サザビーズ側が発表したように、代表作「Girl With Balloon(赤い風船に手を伸ばす少女)」は、この予想だにしない出来事により、さらに伝説的な作品となったとネットで話題になっている。

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Going, going, gone…

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