UKインディーの次世代を担う存在として確固たる地位を確立したシーンのコア・ソウルにして若き重鎮キング・クルールことアーチー・マーシャル。デビュー作リリースから10年という節目に〈XL Recordings〉から6/9(金)にリリースされる4作目『Space Heavy』から新曲「If Only It Was Warmth」がMVとともに解禁された。

今回公開された新曲は、アルバムの中でも最も音数の少ないバラード。自身が監督を務めたMVは、キング・クルールがサボテンと一緒に広大な海を旅する道中、愛や失われた繋がりへの思いに直面するという内容になっている。

2013年に19歳で『6 Feet Beneath The Moon』でアルバム・デビューと共にたちまち耳の早いリスナーから“神童”として注目を集め、続く19曲入りの大作2nd『The Ooz』(2017)と3rd『Man Alive!』に寄せられた高い評価でテン年代のUKインディ・シーンを牽引し続けてきたキング・クルール。最新作は2020年から2022年にかけて、ロンドンとリバプールを行き来する中で形作られていったという。2都市を行き来する中で「間に存在する空間(the space between)」という概念に魅了されたアーチーは、愛への憧れや繋がりが失われてしまうことについてを歌った15曲を収録。一旦書き上げられた音楽は、長年のバンド仲間であるイグナシオ・サルバドーレス(sax)、ジョージ・べース(ds)、ジェームス・ウィルソン(b)、ジャック・タウエル(g)によってさらに発展させていった。

キャッチーなギター・リフにアーチーならではのリリックが光る「Flimsier」そして夢幻的で素朴なメロディーが印象的な「Seaforth」、うねるようなベースが先導するロック・チューン「Pink Shell」などを筆頭にアーチーがキング・クルールとしてのキャリアを通じて構築してきた、地底深くのめり込むような音響世界の最深部に宿る作品がここに完成した。

自らの芸術性の極みへと上り詰めたキング・クルール待望の最新作は6/9(金)に世界同時リリースとなる。本作の日本盤CDには解説および歌詞対訳が付属し、ボーナス・トラックを追加収録。Tシャツ付限定バンドルも販売される。また輸入盤は通常のCD/LPに加え、日本語帯付数量限定クリア・ヴァイナルが同時リリース。各店にて随時予約好評受付中。

artist: King Krule
title: Space Heavy
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abel: XL Recordings / Beat Records
release date: 2023.06.09 ON SALE
国内盤CD XL1327CDJP ¥2,400+税
解説+歌詞対訳 / ボーナストラック追加収録

国内盤CD+Tシャツ XL1365MRJP ¥6,900+税日本語帯付限定輸入盤LP XL1327LPE
輸入盤LP XL1327LPBEATINK.COM:  https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13370tracklist
01. Flimsier  
02. Pink Shell 
03. Seaforth  
04. That Is My Life, That Is Yours 
05. Tortoise Of Independency  
06. Empty Stomach Space Cadet  
07. Flimsy  
08. Hamburgerphobia  
09. From The Swamp  
10. Seagirl 
11. Our Vacuum  
12. Space Heavy
13. When Vanishing  
14. If Only It Was Warmth  
15. Wednesday Overcast
16. Whaleshark* Bonus Track for Japan
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