アイルランド出身のアーティスト、マリア・サマーヴィル(Maria Somerville)。コクトー・ツインズやディス・モータル・コイル、モハーヴィ・スリーなどに代表される、誰もが魅了された耽美なクラシック〈4AD〉サウンドの正統後継者である彼女が、プロデュースにスザンヌ・クラフトを迎えた最新アルバム『Luster』を本日4月25日(金)にリリースした。この作品に対してPitchforkは、8.5点の高得点及び「Best New Music」へ選出するなど高い評価を与えている。
また、歪んだアコースティックのストローク、幽玄でサイレンのように響き渡るボーカル、思わず身体が揺れるようなリズム、そして意外性のあるオートチューンのアウトロが重なり合う、うねりと空気感に満ちたドリームゲイズ・トラックであるアルバム収録曲「Spring」がビジュアライザーと共に公開されている。
誰もが魅了された、耽美でどこか退廃的な〈4AD〉サウンドを彷彿とさせながら、新たな時代の幕開けを告げるマリア・サマーヴィル。レーベル正統後継者として一躍期待を集める彼女の最新作『Luster』の発売を記念して、タワーレコード渋谷店の名バイヤーによる〈4AD〉の名盤が選定された。〈4AD〉創設者アイヴォ・ワッツ=ラッセル率いるディス・モータル・コイルを始め、ドリーム・ポップの礎を築いたコクトー・ツインズやデッド・カン・ダンスなど、〈4AD〉の伝統を築いてきた伝説的バンドから、オルダス・ハーディングなど現役でレーベルを支えるアーティストが抜粋されている。この企画に併せて選曲された内容がプレイリストとして公開されており、〈4AD〉の伝統と未来を繋ぐマリア・サマーヴィルへのより深い理解と新たな発見をリスナーにもたらしてくれる。
今回、タワーレコード渋谷店の名バイヤーによって選盤された〈4AD〉の名盤は下記の8作品となった。
マリア・サマーヴィルの新作『Luster』が、〈4AD〉の伝統的サウンドを如何にアップデートしたのか、レーベルの系譜に沿って聴き比べられるよう、選盤に沿った〈4AD〉作品から選曲されたプレイリストが以下のリンクより公開されている。
・THIS MORTAL COIL 『IT’LL END IN TEARS』(1984)
・DEAD CAN DANCE 『DEAD CAN DANCE』(1984)
・COCTEAU TWINS 『TREASURE』(1984)
・PALE SAINTS 『IN RIBBONS』(1992)
・KRISTIN HERSH 『HIPS & MAKERS』(1994)
・Ex:Re 『Ex:Re』(2018)
・ALDOUS HARDING 『DESIGNER』(2019)
・HOLLY HERNDON 『PROTO』(2019)
プレイリスト
Apple Music: https://music.apple.com/jp/playlist/maria-somerville-luster-%E7%99%BA%E5%A3%B2%E8%A8%98%E5%BF%B5-4ad-%E5%90%8D%E7%9B%A4playlist/pl.u-9N9LjzJCxdKvJMz
Spotify: https://open.spotify.com/playlist/6HvEygYddDPjS1ewOgVs4m?si=c05164f81c964ce8
マリア・サマーヴィルによる最新アルバム『Luster』は、LP、デジタル/ストリーミング配信で2025年4月25日(金)にリリース。また、CDは5月9日(金)にリリース。国内流通仕様盤CDには解説書が封入され、輸入盤はCDと通常クリア・ヴァイナルに加え、数量限定の7インチ付きクリア・ヴァイナルとBIGLOVE RECORDS限定のハンドスタンプ&サイン入りホワイト・レーベル+アートプリント+ボーナス7インチ付き限定盤が発売される。タワーレコード渋谷店では、CDの発売タイミングに合わせて企画に連動した関連作品の展開・販売も行われる。
リリース情報:
label: Beat Records / 4AD
artist: Maria Somerville
title: Luster
release date: 2025.04.25 (LP) , 2025.05.09 (CD)
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14736
CD 国内流通仕様盤 (解説書付き):
¥ 2,500 +tax
CD 輸入盤:
¥ 2,200 +tax
LP 限定盤 (数量限定 / 7インチ付き / クリア・ヴァイナル):
¥ 5,300 +tax
LP 通常盤 (クリア・ヴァイナル):
¥ 4,500 +tax