4月26日にZEROTOKYO2周年イベントへの出演が決定しているベルギー出身のテクノDJ/プロデューサーCharlotte de Witteが、自身の名を冠した待望のデビューアルバムを11月7日にリリースすることを発表した。アルバムは自身が主宰するレーベル「KNTXT」からリリースされる。
アルバムについて、Charlotte de Witteは「DJキャリア15年、旅と音楽中心の生活を経て、ついにデビューアルバムをリリースすることは非現実的な気分です」と語るほか、「これまで手がけた中で最もパーソナルなプロジェクトであり、単なる曲の集まりではなく、私自身のアイデンティティと原動力であるダンスフロアへの情熱を反映した作品になっています」と述べている。
全11曲で構成されるアルバムは、彼女の音楽的旅路を表現したものだという。
「すべてのサウンド、すべての展開に意図があります。自分の感覚を信じ、心を動かすものに忠実に従いました。その誠実さがこのアルバムを特別なものにしています——生々しく、リアルで、感情的な、私そのものの作品です」
また、Charlotte de Witteはアルバムリリースに先駆け、4月10日には先行シングル「The Realm」をリリースする予定だ。「The Realm」は最近のCharlotte de WitteのDJセットでもオープニングを飾っており、情熱的なテクノとアシッドの要素を融合させた作品となっている。
昨年DJ Magによる人気DJランキング「Top 100 DJs」で世界No.1テクノDJに選ばれたCharlotte de Witteは、KNTXTを通じてレーベル活動だけでなく、ラジオ番組やグローバルなパーティーシリーズも展開。今年初めには同じくベルギー出身のスターDJ、Amelie Lensとのb2bパフォーマンスをベルギーのヘント(Gent)で開催。「常に変化するテクノシーンで互いに成長しながら、何度も道が交差してきたAmelieと力を合わせることは自然なことでした」と語っている。
なお、Charlotte de Witteは、昨年ベルギーのダンスミュージック史に特化した新レーベル「Époque」も立ち上げ、その第一弾として彼女自身によるPushの楽曲「Universal Nation」のリワークをリリースするなど、精力的な活動を続けている。