美術のノウハウや豆知識を随所に散りばめつつ、スポ根さながらの熱い展開で一躍人気になり、2020年にマンガ大賞を受賞、2021年にはアニメ化もされ、今年の3月に銀河劇場で舞台も上演された講談社「月刊アフタヌーン」にて大好評連載中の人気マンガ『ブルーピリオド』(作:山口つばさ)。

本作を題材とした初の展覧会「ブルーピリオド展〜アートって、才能か?〜」が、明日から9月27日(火)まで、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催されている。

ビート作品からポスト・クラシカル、音響的なサウンドスケープまで幅広い表現手法を用い、国内外問わず活躍する音楽家 原 摩利彦が、「ブルーピリオド」の象徴的なシーンの一つでもある、主人公・八虎が渋谷に浮かぶ世界観を体感できる没入型シアター「青の渋谷シアター」の音楽を担当している。

本展は、美術家・会田誠氏が高3の予備校生時代に描いた作品が初公開されるなど、活躍中のアーティスト・クリエイターのブルーピリオド時代の作品を展示するほか、注目の現代アーティストがマンガに登場する課題に挑む企画が実施されるなど、マンガの世界とアートの世界が交差する様々な企画を通してブルーピリオドの世界に迫るものになっている。

【展覧会の概要】
『ブルーピリオド展〜アートって、才能か?〜』

会期: 2022年6月18日(土) 〜 9月27日(火)
前期:6月18日(土) – 8月5日(金) 後期:8月6日(土) – 9月27日(火)
時間:10:00-20:00※最終入場は閉館時間の30分前まで
会場: 寺田倉庫G1ビル 東京都品川区東品川2-6-4
アクセス:りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より徒歩4分 東京モノレール羽田空港線 天王洲アイル駅 中央口より徒歩5分
主催:ブルーピリオド展製作委員会
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル 受付時間 9:00〜20:00)customer@blueperiodten.com
協賛:TikTok/寺田倉庫株式会社
後援:品川区
協力:ArtSticker/新宿美術学院/SCRAP
公式サイト: https://blueperiod-ten.jp/
Twitter: https://twitter.com/blueperiod_ten/
Instagram: https://www.instagram.com/blueperiod_ten/
TikTok: https://www.tiktok.com/@blueperiodten

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原 摩利彦

京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科修士課程中退。
音の質感/静謐を軸に、ポスト・クラシカルから音響的なサウンド・スケープまで、さまざまな媒体形式で制作活動を行なっている。2020年にアルバム『PASSION』をリリースし、その後2021年に『ALL PEOPLE IS NICE』をデジタルリリース。ダミアン・ジャレ+名和晃平『VESSEL』、野田秀樹などの舞台音楽を手がける。アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加。2020年の『PASSION』のリリース以降、ライブアルバム『MARIHIKO HARA SELECTED LIVE RECORDINGS 2018-2019』のリリースや、映像作品・CMへの楽曲提供、美術展やホテルのサウンドスケープ、『贋作 桜の森の満開の下』や『フェイクスピア』などのNODA・MAPの音楽、第32回夏季オリンピックの開会式における森山未來のダンスパフォーマンスへの楽曲提供、現在上映中の李相日映画監督の最新作『流浪の月』で音楽を手掛けるなどと、精力的に活動している。

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