Aphex Twinが最近、アーティストの中でも注目が集まっているNFT(代替不可能なトークン)オークションに自身のビジュアルコラボレーターであるWeirdcoreとコラボしたデジタルアート作品を出品した。
出品されたデジタルアート作品の音源と効果音はAphex Twinが担当。作品は暗号通貨マーケットプレイスのFoundationに出品されており、最終的に72ETH、13万6349ドル(約1490万8047円)で落札されている。
最近、音楽シーンでは、NFTオークションでデジタルアートワークや音源を販売する例が増えており、ダンスミュージックシーンでも Disclosure、Carl Cox、Steve Aoki、Jacques Greene、Richie HawtinらがNFTを活用している。
しかし、NFTの取引にはP2Pネットワークを使った分散型台帳技術であるブロックチェーンを利用することで取引の安全性を確保する代わりに暗号通貨を生成するためのCPU処理に膨大な電力を必要とすることから、環境問題への懸念もあるという。Aphex Twinは、そのためにオークションの収益の一部を植林やパーマカルチャープロジェクトに寄付、または同様のプロジェクトを自分たちで立ち上げるために使う予定だとツイートしている。
We will spend a portion of the money on planting trees and either donating to permaculture projects or setting them up ourselves, depending on how much we get .
— Aphex Twin (@AphexTwin) March 14, 2021