メジャー・レイザーがラテンミュージック界期待の新人グアイナを迎えたシングル「Diplomàtico / ディプロマティコ」をリリース、ミュージック・ビデオを公開した。




最初から最後まで笑いが詰まっている、コメディー要素満載の映画風な内容で、メジャー・レイザー、そしてグアイナの面白いことが好きな性格をよく反映しているビデオとなっている。

有名なガルフストリームパーク競馬場で撮影したこのビデオは、ウォルシー・ファイア扮するリッチな馬主がディプロ扮するプレミアジョッキーの失踪に気付き、グアイナ扮する馬丁を代わりに大きなレースに出場させるしかない、というストーリーとなっている。

プエルトリコ出身のグアイナは2018年にリリースしたヒット曲「Rebota」で一躍注目を集め、ラテンミュージック界でその名を馳せてきた。

メジャー・レイザーはEDMとラテンミュージックの融合を早くから取り入れており、2013年にはダディー・ヤンキーをフィーチャリングに迎えた「Watch Out For This (Bumaye)」が世界的ヒットを記録。J.バルヴィン、バッド・バニーら多くのラテン音楽界の大物を迎えた豪華なコラボレーションを行ってきた。




大ヒットアルバム『ピース・イズ・ザ・ミッション』のリリースから5年、数えきれないほどのワールドツアーを行ってきたメジャー・レイザーが昨年10月にリリースしたアルバム『ミュージック・イズ・ザ・ウェポン』は好評価を受けており、彼らの完全なるグローバル進出のハイライトとも言えるだろう。

ワールドツアー中に出会ったアーティストが世界中から参加しており、アルバム内では合計5つもの言語で歌われている。

パロマ・マミを迎えたアーバン・ミュージックの「ケロケ」の他にも、ジャマイカの期待アーティスト、シェンシアとビームを迎えた「タイニー」、インドのプロデューサー、ニュクリアとボーカリスト、ラシュミ―・カーが参加している「ジャディ・ブティ」。

ブラジルのスーパースター、アニータを再び迎え、ラテン・グラミー賞にノミネートされた「レイブ・デ・ファべーラ」、そして同じくブラジルからはアフリカ・ツアーで出会ったのがきっかけというミスター・イージーが3年ぶりとなるコラボで、ナイジェリアのK4moとニッキー・ミナージュと共に参加したアフロビートに影響を受けた「オー・マイ・ゴッド」。そしてJ.バルヴィンとエル・アルファを迎え大ヒットを記録した「ケ・カロ」と、世界中のアーティストの素晴らしいサウンドが集結した究極のショウケースとなっている。




Share.

Comments are closed.