金融系テック企業のSQUAREが、日本未上陸の音楽ストリーミングサービスで、ラッパーのJay-Zが関わることで知られる「TIDAL」を株式の過半数を取得したことが明らかになった。
SQUAREは、Twitterの共同創設者兼CEOとして知られるJack Dorseyの関連会社でカード決済サービス「Square」などで知られる。TIDALは2014年に設立された後、2015年にJay-ZやBeyoncé、Rihannaらアーティストたちが買収。しかし、SQUAREが過半数を取得したことでそれらのアーティストは現在、”第2位の株主グループ”となっているという。
Square is acquiring a majority ownership stake in TIDAL through a new joint venture, with the original artists becoming the second largest group of shareholders, and JAY-Z joining the Square board. Why would a music streaming company and a financial services company join forces?!
— jack (@jack) March 4, 2021
またJay-Zは、今後役員として引き続きTIDALの運営に関わると発表。Jack DorseyとはTIDALの可能性についてこれまでにも話し合ってきたといい、サービスの将来についてさらなるインスピレーションを受けたことを明かしている。さらに今回の買収が多くの人々にとってゲームチェンジャーになるとコメントしている。
This partnership will be a game-changer for many. I look forward to all this new chapter has to offer!
— Mr. Carter (@sc) March 4, 2021