毎年4月にアメリカで開催されている有名音楽フェス「Coachella Valley Music & Arts Festival」が、コロナ禍の影響により、昨年に引き続き、2021年も開催を中止されることがが明らかになった。
「Coachella 2021」の中止は、同フェスが毎年開催されてきた米カリフォルニア州リバーサイド郡の公衆衛生当局者であるキャメロン・カイザー医師がTwitterで発表。また、Coachellaの運営会社のGoldenvoiceは、同社が取材するカントリー・ミュージックのフェスStagecoach Festivalも同じく開催を中止した。
コロナ禍の影響でCoachellaが延期・中止になったのは今回で3度目。昨年は、4月の日程の延期が3月に発表されたあと、10月に再調整された日程も中止が発表されたている。Coachellaが開催されなかったのは、2000年以来初めてのことで、音楽ファンの間で悲鳴が広がった。
また、今年はすでにイギリスのGlastonbury Festivalが中止を発表したほか、Ultra Music Festivalが中止されると報道されている。ただ、Goldenvoiceの関係者によると、 「Coachella 2021」は、感染状況次第では、2021年10月に開催される可能性もあるとBillboardが報じている。