Arca、最新作にして強烈なポップ・アルバム『KiCk i』配信が開始

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ベネズエラ出身の奇才、アルカことアレハンドロ・ゲルシによる待望の最新アルバム『KiCk i』のダウンロード/ストリーミング配信が本日開始された。これに合わせて新曲「Mequetrefe」のMVを公開している。7月17日に国内盤CD/輸入盤 CD&LPが発売となり、国内盤CDは日本限定盤面デザインとなっているほか、ボーナストラックが1曲追加されている。




今回公開された「Mequetrefe」のMVは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウンの最中にあったバルセロナでアルカ自身とそのパートナーでありアーティストのカルロス・サエスが共同で制作したもの。自宅で撮影した映像にアニメーターが約10,000パターンのアルカのフレームをネットワークに送り込み、CGのレイヤーが相互に作用するようにプログラミングしたという。

故郷ベネズエラのフォーク・ミュージックを再訪し、その異形エレクトロニック・ミュージックに“歌”を大々的に導入した前作から3年、ノンバイナリーのトランスジェンダー・アーティストとしてアルカことアレハンドロ・ゲルシが完成させた4作目。「ディーヴァが流動的ジェンダーのサイバーパンク・レゲトンを未来的にアップデートしたらどういうサウンドになるか」というテーマを掲げた本作は、様々な音楽要素と複数のエゴ/アイデンティティがダイナミックにクラッシュしながら、親交を深めてきたビョーク、ネオ・フラメンコのアイコン であるロザリア、サウス・ロンドンの俊英シャイガール、ミュータント・ポップの鬼才ソフィーら個性的なゲスト陣が集結。すべての壁を蹴破った誰も聴いたことのないエクスペリメンタル・ポップ・ミュージックとともにまったく新しい姿のアルカがここに誕生した。

最新作『KiCk i』の国内盤CDは、7月17日にリリースされる。国内盤CDには、歌詞対訳と解説が封入されるほか、輸入盤CDとは異なる国内盤CD限定の盤面デザインを起用し、ボーナストラックを追加収録する。




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