グラストンベリーフェスの名物エリアを手がけるBlock9のドキュメンタリーが公開

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今年6/24~28の5日間にかけてイギリスで開催が予定されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催中止となったグラストンベリーフェス。同フェスにとって、今年は開催50周年の節目の年であったことから、開催中止が音楽ファンから悔やまれている。




しかし、そんなグラストンベリーの雰囲気を追体験できるオンラインコンテンツのひとつとして、音楽メディアのFactが、同フェスの名物エリアのひとつを特集したドキュメンタリーを公開した。

その名物エリアは、舞台装置設営、演出のデザインを手がけるデザインチームBlock9による通称”Block9エリア”にフォーカスしたもの。Block9は、2007年よりグラストンベリーで、70年代後半〜80年代のハウス、ファンク、ディスコなどゲイダンスミュージックをテーマにした”Block9エリア”の演出を手がけており、昨年の没入型の3Dサウンドシステムを体験できる「IICON」をはじめ、これまでに高さ55フィートのSF風建物がセットに取り入れた「Genosys」、70年代後半のNYゲイウエアハウスパーティをオマージュした「NYC Downlow」、荒廃したビルに電車が突っ込んだデザインの「The London Underground」などユニークな舞台をデザインしてきた。




また覆面アーティストとして知られるBanksyとも縁が深く、彼の建造物作品であるDismaland、The Walled Off Hotelにも関わるほか、Gorillazの舞台装置のデザインも手がけている。

ドキュメンタリーは、Block9が手がけたグラストンベリーフェスの舞台デザインやレイヴとクィアカルチャーを起点とするクラブユートピアと称される同エリアでのパーティーの様子をふりかえる内容になっている。

なお、Block9は今週末6/27(現地時間)にウエアハウスパーティーのライブ配信を行い、配信ではチャリティーのための寄付も募られる。また6/26にはSoundCloudに過去のBlock9エリアで行われたDJセットのアーカイヴ音源におけるベストセットが公開される。




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