Daft Punkが最新音源として、映画音楽のスコアを制作中だということが明らかになったと報じられている。
これはイタリアのメディア「Repubblica」によるイタリア人映画監督ダリオ・アルジェントへのインタビュー時に明かされたもので、Daft Punkは同監督の最新映画『Occhiali Neri(英名:Black Glasses)』のスコアを手がけることになっているという。
スコア制作の経緯に関して、ダリオ・アルジェントは、Daft Punkの2人は彼の全作品を鑑賞するほどのファンのようで、知人を通じて一緒に仕事をしたいとコンタクトをとってきたことを明かしている。
ダリオ・アルジェントは、2018年にリメイクされたホラー映画『サスペリア』のオリジナル版などの監督として知られており、『Occhiali Neri』は今年9月から撮影が開始される予定。またDaft Punkは現在のコロナ禍が落ち着いた段階でダリオ・アルジェントが拠点とするローマに訪れる計画をしているようだ。
なお、『Occhiali Neri』はローマとその周辺の田舎を舞台にした中国人の女性と子供の物語となり、監督の娘であるアーシア・アルジェントも出演予定。Daft Punkが映画のスコアを手がけるのは2010年のSF映画『トロン: レガシー』以来となる。続報に期待したい。