新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、出演予定だったイベントがキャンセルとなり、収入面で苦境に立たされるアーティストやDJが国内外で見受けられるようになってきた。
そういった事態を受け、bandcampが3/20(金)限定でその日の収益を全てアーティストに還元することを発表した。この取り組みは新型コロナウイルスがミュージシャンに与えている影響をもっと広く認知してもらうこととアーティストたちの収入をサポートするための試みとなる。
To support musicians during the Covid-19 pandemic, Bandcamp is waiving our revenue share on all sales this Friday, March 20, from midnight to midnight PST.
Read more here: https://t.co/hPhgm7WBR4 pic.twitter.com/HDyjdvBQet
— bandcamp (@Bandcamp) March 17, 2020
なお、BandcampのCEO・Ethan Diamondは「今週金曜日、そして今後も、厳しい現状に面しているアーティスト達を一緒にサポートしていこう」と呼びかけている。
また、Dummy Magでは新型コロナウイルスの影響で収入減の可能性に直面しているアーティストたちがbandcampで未発表曲集などをリリースしだしたことを紹介。bandcampはbandcampが差し引く分の手数料以外は販売元であるアーティストやレーベルに直接入金される仕組みになっているため、収益性がほかの音源販売プラットフォームより高いことで知られている。そのため、こういった状況下では需要が高まるサービスだ。
さらにDummy Magは、アーティストのSkee Maskが自らのbandcamp購入履歴を公開し、他のユーザーにそこからお気に入り音源を自由にディグして購入することでアーティストたちのサポートを呼びかけていることも紹介している。
here's everything i ever bought on bandcamp (almost 3000 items), feel free to dig through and support some artists or get confused with my taste https://t.co/tew2ZRRWmX
— SKEE MASK (@sk33mask) March 13, 2020