8月にデビューアルバム『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』をリリースしたばかりのラッパーのLil Peep（リル・ピープ）の死亡が話題になっている。
Lil Peepは”Emo Trap”と呼ばれるグランジ、オルタナ、Emoなどロックの要素とトラップを掛け合わせた斬新なスタイルでここ最近注目を集めていた若手ラッパーだ。
👉死因はドラッグによるオーバードーズ
現在、報じられている情報によると死因はドラッグによるオーバードーズ。21歳だった。死亡事故は、先日予定されていたアリゾナ・Tucsonでのライブ前に発生したと見られている。またLil Peepは自身のInstagramでドラッグらしきものを口にする写真を公開。それはライブ前のオフショットと思われ、その摂取したドラッグが彼の死に結びついた可能性が高い。
Lil Peepはその音楽性とともにカート・コバーンを彷彿とさせるイメージを上手く利用。My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)、Panic! at the Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ)らから影響を受けたその楽曲は、従来のトラップとは一味違ったオルタナティヴな魅力を放っていた。そのため、彼は自身の楽曲でラップすることもあれば、ロックシンガーのように歌い上げることも少なくなかった。
なお、死亡事故によりキャンセルされたライブの前日と思われるステージでは未発表曲を披露。その様子はファンが撮影した動画で確認することができる。
Release this plz pic.twitter.com/KXpYg9quUJ
— S3ID (@LyricSlaughter) 2017年11月15日
またLil Peepの死を悼み、Post Malone（ポスト・マローン）、Lil Yachty（リル・ヨッティー）、Lil Pump（リル・パンプ）、Marshmello（マシュメロ）らが追悼コメントを発表。その中でMarshmelloはLil Peepとのコラボレーションを予定していたことを明かしている。
I cant even believe this. We were just talking last week about working on a song together and now you’re gone. You will be missed, R.I.P. @Lilpeep 😪 pic.twitter.com/GQRJe8Vck0
— marshmello (@marshmellomusic) 2017年11月16日
Lil Peepは先週末、Milkavelliとのコラボ曲「Zzz」を公開。同曲がLil Peepにとっての生前最後のリリースになってしまった。世界中の耳の早い音楽ファンから今後の活躍が期待されていただけにその早すぎる死が悔やまれる。R.I.P…
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Text by Pointed
Top Image via Lil Peep Facebook
Reference: Hot New Hip Hop
