The Avalanchesが、最新作『No Bad Memories』を2026年10月16日にリリースすることを発表した。
『No Bad Memories』は、広告や有名ブランドのテクノロジーは魔法のように、そして時に巧妙に私たちの記憶へ入り込んでいくことから着想を得た作品。CMソングやブランド独自の起動音、そして忘れ去られたオーディオ・ロゴなど、商業的なサウンドが呼び起こすノスタルジーへの複雑な思いを描いている。
“人生で本当に大切なものは無料かもしれない。しかし、子ども時代の思い出と企業が生み出したエンターテインメントは、切り離せないほど深く結びついている。“
“では、「かけがえのない思い出」と、「忘れられないよう意図的にデザインされた体験」の境界線はどこにあるのか?”
The Avalanchesは次のように語っている。
「大人になって振り返ると、当時のマーケティングには驚くほどの創造性がありました。映像、写真、音楽、そのすべてが魅力的でしたが、一方で手の届かない夢を売るものでもありました。
私たちが製品やデバイスにどんな価値を見出すのか、『人生』をどう表現するのか、そして記憶、とりわけ音が持つ強いノスタルジーの力について改めて考えました。
子どもの頃の映像やCMソングを聴き返し、それらがどれほど深く記憶に刻まれているかを実感したのです。
そうした企業文化の中心にあるサウンドを切り取り、自分たちなりの喜びに満ちたポップ・ミュージックへと再構築していく中で、『No Bad Memories』という世界が生まれました。」
『No Bad Memories』には、過去作『Wildflower』『We Will Always Love You』同様、多彩なコラボレーターが参加している。
アルバムからの4枚目のリードトラックとなる「Can’t Get Over Losing You」には、ルイジアナ州出身のセルフプロデュース・アーティスト/プロデューサーPortraits of Tracyが参加。ガレージロックを思わせる力強いドラムと、The Avalanchesらしいノスタルジックなサンプリング、そしてPortraits of Tracyによる多幸感あふれるメロディーとボーカルが融合した楽曲となっている。ミュージックビデオも本日公開された。
「Tracyはユーモアがあり、勇敢で、そしてとても繊細な人です。Tonyと僕は、何年にもわたる制作を通じて本当に親しい関係になりました。
毎週のように『新しい曲を作ったよ。どう思う?』と送ってきてくれるのですが、どれも本当に素晴らしい。プロダクションやミックスも驚異的ですが、何より彼女の歌声とソングライティングには毎回心を揺さぶられます。本当に世代を代表する才能だと思っています。一緒に音楽を作れることをとても幸運に感じています。」
(アヴァランチーズ・Robbie Chater)
「The Avalanchesとの制作は本当に素晴らしい経験でした。普段はあまりコラボレーションをしないのですが、初めて話した瞬間から自然に噛み合いました。
この曲は2024年に作り始め、2025年に録り直して完成させました。今では本当に美しい作品になったと思います。」
(Portraits of Tracy)
『Can’t Get Over Losing You』は、Karen Oを迎えた幻想的な「Blue Shadows」、Jamie xx参加の「Every Single Weekend」、そしてNikki Nair、Jessy Lanza、Prentiss参加の「Together」に続く最新シングル。
The Avalanchesは最近、Primavera Sound Barcelonaに出演し、メキシコで初のライブを開催。また、ニューヨーク・Terminal 5公演(10月)と、Pitchfork Music Festival Londonの一環としてロンドン・Roundhouseでのヘッドライン公演(11月)も発表しており、今後はフランス、イタリア、ベルギーなどでDJ出演も予定されている。
『No Bad Memorie』は日本盤のリリースも決定。詳細は後日発表予定となっている。
【リリース情報】
アヴァランチーズ「Can’t Get Over Losing You」 (feat. Portraits of Tracy)
デジタルリリース:2026/8/7(金)
購入・試聴はこちら:https://umj.lnk.to/TA_CGOLYPOT
