Abletonは、音楽制作ソフト「Live 12 Suite」を試し買いできる「Rent-to-Own」プランの提供を開始した。
Live 12 Suiteは、Abletonの音楽制作ソフト「Live」の最上位エディション。Meldなどの強力なインストゥルメント、Roarなどの多彩なエフェクト、Max for Liveによる拡張機能など、プロフェッショナルな音楽制作に必要なすべてのツールを搭載している。
今回提供が開始されたRent-to-Ownプランは、前払いなしでLive 12 Suiteのすべての機能を利用できる分割払いプラン。月額3,533円を24カ月間支払うことで、一括購入と同額でライセンスを取得できる。利息や手数料、延滞料金は一切かからない。
プランの特徴は、いつでも支払いを一時停止でき、再開時は中断した時点から継続できる柔軟性。違約金もなく、申込書や審査も不要で、Abletonアカウントがあればすぐに利用を開始できる。ただし、Rent-to-Ownプランが適用されるのは現時点ではLive 12 Suiteのみで、Live 12 IntroおよびLive 12 Standardは対象外となっている。今後はそれら下位エディションへのRent-to-Ownプラン適用にも期待したい。
なお、Abletonは9月に「Live 12.3」のパブリックベータを発表している。「Live 12.3」ではステム分離機能、Spliceライブラリへの直接アクセス、グループトラックのバウンス機能強化などが追加されており、Liveのワークフローがさらに進化している。
Live 12 Suite のRent-to-Ownプランの詳細はこちら。
text by Jun Fukunaga
