5月24日(土)に渋谷R Loungeにて、ダーク・サイケデリック/フォレスト・トランス、テクノのプロデューサーWhrikkの来日公演が行われる。
オランダに拠点を置くWhrikkは、ダーク・サイケデリック/フォレスト・トランスや、革新的なエレクトロニクスで組織されるマッドなテクノで、世界中のレイヴ・フリークと電子音楽愛好家からカルト的な人気を集めている。昨年の5月、ヘッドライナーを務めた、ちどり公園での電気菩薩 OPEN AIRから1年ぶりの来日で、今回は真骨頂のライブセットでの登壇が決まっている。
自主レーベルWHRK Recordsを始め、Mala JuntaとAmniote EditionsのコラボEPや、SchackeのレーベルSacred Interface。ベルリンのDeestricted、スウェーデンSanaton Records、Ezy主宰Tricky Grainなど、20年近くに及ぶキャリアは、テクノ/トランスの重要レーベルからユニークな作品の数々をリリースしてきた。近年は、アムステルダムの人気イベントKØLTや、2月にWOMBでも開催された、ベルリンのアンダーグラウンド・テクノ・パーティMala Juntaの“Haunted”エディションへの出演など、国際的な存在感を高めている。
今回で2回目となる”螺髪 -rahotsu- ”は、フィンランド発祥のトランス”スオミサウンディ”やフォレスト・トランスを得意とするDJ/プロデューサーHënkįによるパーティラインの一つで、トランスとテクノを原動力にしながら、エレクトロニックミュージックの核に迫る興味深いパーティだ。
Whrikkに続くゲストとして、通算50回以上もの開催を誇る、関西の伝説のパーティActiveからhen男子とDentaLow が来京。深い瞑想空間を創り上げる成都出身のサイトランスDJ ANTSや、ロンドンを拠点とするレーベルOrganiK Circus RecordsにDJとして所属し、その確かな腕を見せながらオーガナイザーとしても数々の名パーティを主催してきたBabooo、60年代から脈々と受け継がれる”裏サイケ”を継承してフロアに照射するリビングレジェンドseiji animaminimalといった、現実から離れて深層に潜るズブズブのフロアメイクが施された。
アンダーグラウンド・トランス/テクノ・シーンにおける異端者で到達者のクロスポイントが現れては消える。