今年2月に開催した初来日公演を即完させ、8月にはSONICMANIA 2025への出演も決定している新進気鋭のアーティストである2hollis(読み方:トゥーホリス)が、4月4日(金)にニュー・アルバム『star』(読み方:スター)をリリースした。15曲が収録された本作は、爆発的なサウンド、変化するリズム、親密なソングライティングをめぐる爽快な旅路のような作品になっている。
プロデューサー/シンガー/作曲家/ソングライターとして、音楽だけでなくそれに伴うほとんどのヴィジュアルやアートも自身で手がける多彩な才能を持つクリエイターである2hollisは、『star』で楽曲制作における従来の限界に挑戦している。あらゆる影響がミックスされ、常に進化していくサウンドに落とし込まれた本作には、現在21歳の神童の才能が詰め込まれている。
中でも傑出した楽曲となっている「nice」では、ベース音とアンビエントのベッドの上にグリッチの効いたシーケンスを持ち込み、巧みなボーカルでそのサウンドスケープを駆け抜けている。プロダクションやストーリーテリングに対する2hollisの独自なヴィジョンが世界観となって結実した『star』は、最初から最後までアルバムを通しての総合的なリスニング体験をもたらしている。
『star』は2024年にリリースされたネイト・シブとの「afraid」、今年2月にリリースされた最新シングル「style」に続くアルバムとなっている。2hollisはApple Music 1の番組『The Zane Lowe Show』で毎年注目の新人アーティストを選出する企画で今年のリスト「25 for ’25」に選出されたほか、米Complexや米Consequence、英NMEなど世界各国のメディアでも今年の新人アーティストに選出されている。
2hollisは2月にニュージーランドやオーストラリア、アジアを回るツアーをスタートさせ、シドニーやメルボルン、韓国、日本での公演をソールドアウトさせた。韓国ではaespaのKARINAと対面したほか、公演にはSEVENTEENのメンバーであるVERNONやTHE 8というK-POPのスターが鑑賞していたことも話題になった。2hollisはその後、ロンドンやダブリン、ミラン、フランスなどを周ったヨーロッパ・ツアーでワールド・ツアーを締め括った。
来週にはコーチェラ・フェスティバルでの初となるパフォーマンスを控えているほか、夏のフェスティバル・シーズンには日本のSONICMANIAに加えて、ボナルー・フェスティバルやロラパルーザ、アウトサイド・ランズなどへの出演が決定している。
【リリース情報】
4月4日(金)デジタル配信
2hollis–『star』