グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」のメンバー、許豊凡(シュウ・フェンファン)と田島将吾と世界的ポップアイコン、カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)の対談が実現。そのオフィシャル対談が公開された。本稿ではその内容を抄訳して紹介する。

カイリーは1989年の初来日以来、日本への強い愛着を持つという。「音楽を通して世界が広がっていくのを実感している」と語る彼女は、最新アルバム『TensionⅡ』のプロモーションと、来年3月の約14年ぶりとなる日本公演に向けて来日した。

アルバムタイトルの「Tension」について、「ネガティブな緊張感ではなく、料理の旨味を引き出すスパイスのような意味」と説明。世界各国での公演経験も語り、「日本の観客のシンクロした動き」「南米の観客の熱狂的な歌声」など、国による観客の違いを楽しんでいる様子を見せた。

©LAPONE Entertainment

デビューから約40年、トップアーティストとして活躍し続ける原動力について、「何よりも自分が大好きだから。そしておかしなことに音楽はもっと好き」と率直に語った。

一方、許と田島も自身の音楽への情熱を語り、カイリーとの共感も生まれた。「まだ行ったことがないステージや国がたくさんある。今のままでは満足できない」という許の言葉に、カイリーは「オーストラリアで活動してくれたら、私がINIのファンクラブに入る」とエールを送った。

対談を終えて田島は「世界で活躍するレジェンドの経験を直接聞くことができた貴重な体験だった」と感激。許も「中学1年生の時に初めて聴いた方と実際に話せて、夢のような時間だった」と振り返った。

カイリーは最後に「どこに行っても熱意と優しさを持っていってほしい」とメッセージを送り、INIの2人は世界を目指す決意を新たにした。

なお、カイリーは来年3月12日に日本公演を予定。INIは来年1月31日から2月2日まで、東京ドームで開催される『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』に出演する。

対談全編はこちら

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