先日、リリースされたAphex Twin(エイフェックス・ツイン)の1994年のアルバム『Selected Ambient Works Volume II 』30周年記念拡張盤のリリースを祝すリスニングパーティーがイギリスの近現代美術館テート・モダンにて10月25日(現地時間)に開催される。

テート・モダンは元々あった発電所を改装したことで知られるイギリス最大の近現代美術館。アルバムのリリース元であるWarp Recordsが主催するリスニングパーティーは、テート・モダンの「Blavatnik Building(ブラバトニックビル)」にて無料開催される。

このリスニングパーティーは、テート・モダンのイベント「Tate Modern Lates」の一環として開催されるもの。イベントは、Mire Leeによるテート・モダンの象徴的なスペース「Turbine Hall」に展示される最新のインスタレーション「Hyundai Commission」を探求する”特別な音楽の夜”となり、Global RootsがプログラムしたDJセットなども予定されている。

10月4日にリリースされた『Selected Ambient Works Volume II 』30周年記念拡張盤は、これまでアナログ盤でのみ収録されていた「#19」を含めることで、初めてすべてのフォーマットでアルバムの全曲が聴けるようになった。また、未発表の2曲「th1 [evnslower]」と「Rhubarb Orc. 19.53 Rev」も収録されている。

日本でも『Selected Ambient Works Volume II 』30周年記念拡張盤リリースを祝し、リリース前日の10月3日には東京・タワーレコード渋谷店でクイズ大会『エイフェックス・ツイン王決定戦』が行われ、大きな話題になった。

source:https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/tate-modern-lates
text by Jun Fukunaga

Share.

Comments are closed.