ジョン・ホプキンス(Jon Hopkins)が、8月30日に発売されるニュー・アルバム『RITUAL』より、新曲「RITUAL (palace)」を公開した。本楽曲はアルバム発表時に公開された「RITUAL (evocation)」に続く2ndシングルとなる。
呼吸音から始まる「RITUAL (palace)」は、あらゆる可能性を予感させる。リズミカルなパルスと重なり合うヴォーカルが、メロディックな相互作用と優しい推進力を生み出し、なんとも優美な音世界を展開する。
2022年、僕は「ドリームマシーン (Dreamachine)」というプロジェクトのために作曲を依頼された。このプロジェクトは、アーティスト、科学者、哲学者のチームによって創られた美しい没入体験を生み出すもので、2022年中とそれ以降も続いたツアーを通して、何万人もの人々が体験した。「RITUAL (palace)」は、そのプロジェクトのために僕が作曲した音楽をさらに進化させたものだ。関わってくれたすべての人たちにとても感謝しているよ。
ーJon Hopkins
ドリームマシーンの芸術監督を務めるジェニファー・クルックは次のように補足する「ドリームマシンは、観客をパワフルで新しい種類の集団体験に巻き込む、多くの専門分野が結集して生まれた学祭的なコラボレーション作品です。ジョンが作曲した音楽は、内なるつながりを構築するためにデザインされた、この脳内の旅に不可欠な鼓動を提供します。このユニークなコラボレーションの上で、彼の音楽を進化させた『RITUAL』は、この特別な音楽をさらに多くの聴衆に届けてくれるのです」
本作『RITUAL』は、洞窟のようなサブウーファー、催眠術のようなドラミング、そして超越的なメロディーで構成された41分間のエレクトロニック・シンフォニーである。緊迫感、没入感、そして究極の高揚感に満ちたこの作品は、彼の22年のキャリアを通して探求されたテーマの集大成であり、2021年の前作『Music For Psychedelic Therapy』と対をなす動的な作品となっている。
本作品は先日開催されたグラストンベリーにて特別試聴体験という形で披露され、今週13日にロンドンの現代美術館にて空間オーディオを駆使したリスニングイベントが開催される。
『RITUAL』は、感情的にもサウンド的にも重厚でありながら、温かみのあるライブ感を纏っており、柔らかさと激しさの並置が全体の中核を成している。時間をかけて準備を整え、41分間途切れることなく『RITUAL』に浸ってほしい。
ジョン・ホプキンスの最新作『RITUAL』は、8月30日 (金) にCD、LP、デジタル/ストリーミング配信でリリース!国内流通仕様盤CDには解説書が封入される。LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)と限定盤 (クリア・ヴァイナル)が発売される。
リリース情報:
label: Domino / Beat Records
artist: Jon Hopkins
title: RITUAL
release: 2024.08.30
CD 国内流通仕様盤 (解説書付き):¥ 2,300 +tax
CD 輸入盤:¥ 2,200 +tax
LP 限定盤 (数量限定/クリア・ヴァイナル/SideD特殊エッチング加工/DLコード付き):¥ 5,300 +tax
LP 輸入盤 (SideD特殊エッチング加工/DLコード付き):¥ 5,000 +tax
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14062
TRACKLISTING
- part i – altar
- part ii – palace / illusion
- part iii – transcend / lament
- part iv – the veil
- part v – evocation
- part vi – solar goddess return
- part vii – dissolution
- part viii – nothing is lost