ジャズ、エレクトロニカ、ソウル、ヒップホップからダンス・ミュージックまでありとあらゆるグッド・ミュージックに精通し、スタイリッシュなギタープレイと美声まで持ち合わせた唯一無二のスタイルで人気を博すトム・ミッシュ(Tom Misch)が、2018年にリリースし高い評価を得たアルバム『Geography』以来となる、ソロ名義での新曲「Insecure」を発表し、本格的な活動を再開した。

キャリアを通しての総ストリーミング数は15億回におよび、UKでゴールドディスクに認定された『Geography』と、今年フジロック出演も決定しているユセフ・デイズとのコラボレーションで、2020年にアイヴァー・ノヴェロ賞にもノミネートされた『What Kinda Music』はいずれも全英チャートでトップ10入り。またダンス・ミュージック・プロジェクト、Supershy (スーパーシャイ) をスタートさせるなど、ここ数年にわたって、様々な音楽的探求を通し、その多才さとアートの境界線をどこまでも押し広げようとする強い意欲を示してきたトム・ミッシュ。

ソウルフルなメロディーとスキルフルなギタープレイの融合が魅力のトム・ミッシュだが、今回届けられた新曲「Insecure」は、切実なまでに率直で、親密なヴォーカル、幻惑的なリズム、美しい演奏が見事に組み合わさった、アーティストとしての成長の証となっている。

トム・ミッシュは静かに、しかし急速に、過去10年間で最も有名なUKアーティストの一人となった。「Insecure」はこの事実を証明する楽曲であり、彼が待望のニュー・アルバムに取り組む一方で、今後数ヶ月にわたってリリースされるシングル・シリーズの第1弾である。

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