BRIT Award 2024で【Album of the Year】【Artist of the Year】【Hip Hop/Grime/Rap Act】の3部門にノミネートされ、ブラックミュージックの祭典「MOBO Awards」では【Best Hip Hop Act】を受賞したばかりのリトル・シムズ(Little Simz)が最新EP『Drop 7』を突如発表!

数々の賞を獲得し、彼女を世界的アーティストへと押し上げたアルバム作品の他にも、シムズは印象的な一連のEP作品を発表してきた。今作は2020年の『Drop 6』に続くもので、2014年8月に発表された『Drop 1』から数えてシリーズ10年目を迎える作品となる。

常に進化し、先進的なシムズの姿勢を反映した本作は、トレードマークである内省的なリリシズムと、彼女が信頼を置くプロデューサー、Jakwobが手がけた、シムズのキャリア史上、最も実験的かつクラブ志向のビートを巧みに織り交ぜた7曲が収録されている。

リトル・シムズは、自身の言葉で道を切り開き、様々な常識や境界線を打ち破ってきた唯一無二のアーティストだ。BRIT Award、Mercury Prize、MOBO Awards、Ivor Novelloなど数々の賞を受賞し、ミックステープやEP、そして5枚のアルバムで世界的アーティストへと駆け上がってきた彼女の音楽は、自身の人生やストーリー、ひいては彼女の世代全体を投影させたドキュメントといっても過言ではないだろう。2021年のMercury Prize受賞作『Sometimes I Might Be Introvert』ではUKチャート5位を筆頭に世界的ヒットを記録、評価はもちろん、セールス的にもトップアーティストへと押し上げた。そして2022年末にサプライズリリースされた『NO THANK YOU』では、前作の成功を意にも介さず、己の信念を貫く姿勢を示し、成功によってもたらされる名声や期待、求められる順応性やあらゆる制限に中指を立てた真にパンクな作品として賞賛を集めた。2023年にはブライアン・イーノによるサウンドトラックも話題となったNetflixのドラマシリーズ『Top Boy』の最終シリーズに復帰し、俳優としても活躍を続けている。

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