株式会社エコーズブレスが運営する自動音楽構築システム『AISO』のアーティストコラボレーション企画第6弾として、downyの青木ロビンとテ クノアーティストmanukanによる二人組ユニット『zezeco』が楽曲参加する。
2月16日(金)から予約開始、2月29日(木)から本発売・購入者へ順次 発送を開始する。数量は50個限定。AISOオンラインショップから購入が可能。
AISOは、「音のカケラ」をプログラムがリアルタイムかつランダムに組み合わせることで、“終わらない音楽”を構築し続けるシステム。ときに数 百点に及ぶ音のカケラ群の中から選ばれる組み合わせは、無限に近いバリエーションを生成する。楽曲の全体構想から音源一つひとつの制作にい たる全てはミュージシャンが手がけており、自動構築といえども、ミュージシャンの創造性に比重を置いていることはAISOならではのユニークな プログラム設計。これまでに、Koji Nakamura、duenn、Go hiyama、HIROSHI WATANABE aka KAITO、OKADA TAKURO、Black Boboi、 GuruConnect、宮内優里、TARO NOHARA aka やけのはら、といった個性あふれるミュージシャンと多彩なコラボレーションを行なってきた。
今回、zezecoが制作した『朧光(obscure light)』は、2022年に発表した1stアルバム『燦然』の裏面の位置付けとなる。自動構築による刺激・閃きを 糧に、zezecoの新たな領域を開拓する実験的な意欲作。
ランダム性の中でも揺らぐことのない細部に至る構築美、叙情的で繊細なメロディーが結ぶ 音像は、未知との邂逅の驚きや、時空を超える旅情を感じさせる。BGMユースも視野に入れた豊富な展開にも注目してほしい。
zezecoで自動音楽構築システム「AISO」のために楽曲を制作させて頂きました
前回発表した1stアルバム『燦然』の裏面のイメージで『朧光(obscure light)』というタイトルでアルバムを作る感覚で制作を進めていたのですが、AISOの特性でもある数学的 な作業に慣れるまでに時間がかかってやっとの完成となりました
曲を作って解体、偶然生まれる重なりを抽出して再解体、とパズルを作る側の作業というのは所謂曲を作るというのとは脳の置き所が違う作業で ・終わることのない音
・聞き続けても飽きが来ない
・でも毎回驚きがある という一見混ざり合うことが無いようなコンセプトを再現させる中で、新たな閃きや、驚きに満ちた未知のzezecoの領域が開けた気がします個人的にはジャズの即興演奏のようなハマり方をする箇所を特に注視して制作していて、コードの妙やリズムのズレが堪らないという時を何度も体験しながら、次はもう聞けない かもしれないという儚さがまた面白いと思いました。
時空を旅するように、形を変え続けるアルバム。新しい音楽体験が出来ると思います。是非聞いてみてください
青木ロビン
今回AISOを使ってzezecoの作品を制作するにあたり、普段の楽曲制作のように完パケされた作品を作るのとは違い、AISOというデバイスに終わらないライブ演奏をさせるための プログラミングを組むというような作業が必要なため、技術的な壁と思想設計のアジャストにかなり苦戦しながらの制作となりました。
BGMとは何か!?と概念的な疑問や、またそれの歴史やこれからの在り方、AISOがもつ「終わらない音楽」という特性やランダム要素をより意味をもって音楽的に落とし込む意 義や可能性をロビンさん以外にも、AISO設計者でもありアーティストの日山さんとも何度も議論を重ね一歩ずつ手探り進めていきました。
途中納得できる表現方法に至れず、完成までに何度か白紙に戻してゼロからやり直しも致しましたが、最終的にはAISOを活用したzezecoの作品として自信を持ってお届けできるも のができたと思います。
manukan
2024年2月16日予約開始/2月29日リリース
zezeco / 朧光(obscure light)
■商品詳細
・内容物:本体(microSDカード16GB) 再生機器(Raspberry Pi4 ModelB 4GB) ACアダプター
取扱説明書
保証書
・サイズ:9.4cm × 6.9cm × 3.6cm ・重 さ:130g ・電 力:最大15w ・価 格:62,000円(税込)
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■予約購入ページ
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