Daft Punkの未発表アルバムが存在することをあるミュージシャンが明らかにした。

Daft Punkの4thアルバム『Random Access Memories』に参加したドラマーのQuinnは、学生運営のメディア「alt.news 26:46」の最近のインタビューで、Daft Punkとのレコーディング経験について語っている。

Quinnは『Random Access Memories』のレコーディングに参加した最後の人物だったという。しかし、幻となったDaft Punkの次作アルバムのレコーディングでは、自分が一番最初に参加しており、彼らのソングラインティングとレコーディングの初期段階の様子を目撃するという貴重な体験をした語っている。

また、『Random Access Memories』に参加していたジャズギタリストの Paul Jackson Jr.が新作のギター・パートを録音するためにスタジオに入り、管楽器で他の誰かを呼んだと付け加えた。

「その名もないアルバムは、たくさんの自発的なものになると思う。僕のピアノの内側なんだけど、キック・ペダルを弦の上に置いて、キック・ドラムのように演奏したんだ。Daft Punkがそれをとても気に入っていたのを覚えている。アルバムに収録されるかどうかはわからないけどね。最高にクレイジーで奇妙なサウンドだったよ」

この未発表アルバムがリリースされる可能性について、Quinnは何度もリリースされるか確認しているという。

「Daft Punkがリリースに向けて取り組んでいると聞いているよ。音源を蔵出しすると聞いているんだ。念の為、Daft Punkには、別の取材でも話す許可をもらったよ。彼らはとても秘密主義だからね」

『Random Access Memories』リリースから解散までにDaft Punkの最新アルバムやツアーに関する情報は多数あったが、そのどれもが実現することはなかった。それだけに解散を発表した今、未発表の新作アルバムがリリースされるとは考えにくい。しかし、本当にそんなものが存在するのであれば、聴いてみたいと思うファンは世界中にたくさんいるだろう。もちろん筆者もそのひとりだ。続報に期待したい。

なお、Quinnのインタビューはこちらで確認できる。

source:https://consequence.net/2024/01/daft-punk-drummer-unreleased-album/

Text by Jun Fukunaga

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