唯一無二の歌声を持つシンガーソングライターとして、更に確かなスキルを持ったプロデューサーとして、ケンドリック・ラマー、ストームジー、トラヴィス・スコット、ドレイク、ソランジュ、フランク・オーシャン、ビヨンセ、リル・ウェイン…錚々たるアーティストからの支持を集めるサンファ。2017年にリリースしたデビュー・アルバムでは英国/アイルランドでその年の最も優れたアルバムに対して贈られるマーキュリー賞を堂々受賞した。長きに渡り新作が待ち望まれていた彼が約6年ぶりとなる2ndアルバム『LAHAI』を10月20日にリリースすることが明らかとなった。
現在、アルバムからの先行配信曲「Only」がMVと共に公開されている。
FKAツイッグス、ロザリアのプロデュースでも知られる、エル・ギンチョとの共同プロデュースで、断片的なヒップホップビートに合わせながら、メロディアスな歌声が堪能できる一曲となっている。映像の監督は、エイサップ・ロッキーのMVでも知られるデクスター・ネイヴィー(Dexter Navy)が手がけた。
サンファのミドルネームでもあり、父方の祖父の名前から取られた『LAHAI』は、私たちの存在に対する畏敬の念と、不思議な思いに満ちた作品であり、生命とその先(=死)のサイクルに直面したときに経験する絶妙なカオスが包括的に表現されている。全14曲で構成されている本作には、イェジ、レア・セン、シーラ・モーリス・グレイ(ココロコ)、イベイー、モーガン・シンプソン(ブラック・ミディ)、ユセフ・デイズ、ローラ・グローヴズ、クウェイク・ベースといったサンファの親しい友人、コラボレーター達が参加。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ブレイクス、ジャングル、更には西アフリカの音楽のテイストまで取り込み、サンファのプロダクションとボーカルに対する探求が更なる高みへと昇華している。本作はサンファが言うところの 「超越性(beyond-ness)」を追求したアルバムであり、何世代もの人々、音、場所をタイムトラベルしながら、私たち人間が互いにつながろうとしたり、私たちよりも大きな何かとつながろうとしたりする様々な方法を探求している。前作『Process』が、悲しみと喪失の影に包まれながら自分の居場所を見つけ出そうとするアーティストの姿であったとすれば、『LAHAI』は、人間という存在における究極的な受容と喜び、そして、その道のり自体の美しさを表現した作品だといえる。その他、『LAHAI』のアートワークと新しいロゴは、世界的に活躍するクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ルーとサンファが手がけている。
6年ぶりの最新作『LAHAI』は10月20日に発売。国内盤CDにはボーナス・トラックが2曲収録され、歌詞・対訳が封入される。LPは、通常盤1LP(ブラック・ヴァイナル)、インディー限定盤1LP(ホワイト)の2形態でリリースされる。
リリースinfo
label: Young
artist: Sampha
titile: LAHAI
release: 2023.10.20
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13653
tracklist:
- Stereo Colour Cloud (Shaman’s Dream)
- Spirit 2.0
- Dancing Circles
- Suspended
- Satellite Business
- Jonathan L. Seagull
- Inclination Compass (Tenderness)
- Only
- Time Piece
- Can’t Go Back
- Evidence
- Wave Therapy
- What If You Hypnotise Me?
- Rose Tint
- Re-Entry (Bonus Track for Japan)
- Sensory Nectar (Bonus Track for Japan)