Embedded Blueは、2023年2月16日(木)より渋谷駅周辺の工事現場仮囲い・柱巻を使用したアートプロジェクト” SHIBUYA IN PROGRESS”を公開する。
SHIBUYA IN PROGRESS は工事現場を「未来がはじまる場所」ととらえ、アーティストがそこに 「自らの想像」を重ねるパブリックアートプロジェクト。各アーティストが独自の視点で渋谷の街 や、「未来がはじまる場所」といったキーワードから着想を得て、絵画作品を描き下ろした。
ダイナミックに渋谷をジャックする本企画がアートシーンにおいても高い評価を受けるアーティスト 達とどのように結びつき展開されるのか、注目のアートプロジェクトとなっている。
本企画には、気鋭のアーティスト3名(KAZUSA MATSUYAMA、三澤亮介、渡部未乃)が参画。 渋谷の街や“SHIBUYA IN PROGRESS”のコンセプトを捉えて制作された原画作品は購入が可能となる。方法は特設サイトからの抽選申し込み方式となる。販売された作品の売上の一部は今後の渋谷区内でのアートプロジェクトに還元される。
また本企画のプロジェクトを推進し、キュレーションも担当するEmbedded Blue代表の片岡は貴重な機会への感謝と意気込みを以下のように語っている。
「世界を舞台に活躍する、まさに未来を創っていくアーティストたちと共に、本企画を制作させてい ただきました。私たちが制作したのは壁面へのアートの設置、ではなく訪れる人々に語りかけ、 きっかけをもたらす「体験」です。多くの人が行き交うパブリックな空間でのこの体験が、社会・街・ 人々に希望を灯すものになることを願っています。「再開発中の渋谷の工事現場」は、本来は日 の目をみることのない、苦悩や困難も孕む時間です。そこに光をあてて、前を向く創造的な活動 と捉えることで、関わる全ての人にワクワクする未来を感じて欲しいと思いました。今、置かれて いる状況がうまくいかなかったり、辛いものであったとしても、ここから先は自分自身の手で創っ ていくことができることは確かです。工事中の渋谷の街も、挑戦を続けるアーティストも同じ時間 を過ごしていて、共に明日に期待する。自分もその当事者になれたなら。自身も何かが変わるん じゃないかと思うのです。ぜひ現地に足を運んでいただけると嬉しいです。」
本企画の開催においては、渋谷区が環境美化を目的に取り組む「Shibuya Public Art Project “ENLIGHTEN”」とアートによって社会に豊かさをもたらす活動を応援する以下の企業・団体より賛同と支援を受け、この機会にきっかけにした更なるコラボレーションや施策展開の検討を進めている。
■プロジェクト概要
・名称:「SHIBUYA IN PROGRESS – 未来のはじまりが、ここにある」
・公開期間:2023年2月16日〜2月28日 ※会期は予告なく変更となる場合がございます。
・展示場所:渋谷駅 工事現場仮囲い、柱巻