Hi-STANDARDのドラマーとして知られる恒岡章が亡くなったことがわかった。
バンドが所属するレーベル「PIZZA OF DEATH」によると、恒岡章は2月14日に亡くなったという。51歳だった。現在のところ、詳細は確認中としており、死因などは明らかになっていない。
恒岡章は、1991年に難波章浩、横山健ら現バンドメンバーとともにHi-STANDARDを結成。1994年にミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』をリリース。1995年のアルバム『GROWING UP』は、海外盤を含めると70万枚を超えるセールスを記録するヒット作となった。
Hi-STANDARDは、90年代のメロコアブームを牽引する存在だったが、2000年に開催した「AIR JAM 2000」をもってライブ活動を休止。しかし、2011年の「AIR JAM 2011」で活動を再開。2020年にはドキュメンタリー映画『SOUNDS LIKE SHIT : the story of Hi-STANDARD』のDVD発売と同時に音楽ストリーミングサービスにて全音源の配信を開始している。
— PIZZA OF DEATH (@pizza_of_death) February 15, 2023
恒岡章はHi-STANDARDのほか、CUBISMO GRAFICO FIVEのメンバーやLOW IQ & THE BEAT BREAKER、磯部正文BAND、チャットモンチーなどのサポートメンバーとしても活躍した。
Hi-STANDARDのメンバーとして、日本のロックシーンはもちろんのこと、広くポップカルチャーに影響を与えた恒岡章。早すぎる死を追悼したい。