12月12日、最新作『NO THANK YOU』がサプライズ・リリースされ、現在各国で大絶賛されているのに続き、リトル・シムズからアルバムに込められたメッセージを映像で表現したショートフィルムを新たに公開した。

写真家/映像作家のガブリエル・モーゼスが監督を務めた約10分の映像作品版『NO THANK YOU』は、美しく映画的で、感動的な生命力をもたらしている。パリ郊外のシャトー・ド・ミルモンで撮影された本作には、アルバムから「Heart on Fire」「X」「Silhouette」「Sideways」「Broken」の5曲が音楽に使用されている。

2021年のアルバム『Sometimes I Might Be Introvert』は、英国最高峰の音楽賞であるマーキュリー賞を筆頭に、黒人音楽における功績を称える英MOBOアワードや、優れたソングライター・作曲家を称えるアイヴァー・ノヴェロ賞、そして英国最大の音楽賞ブリット・アワードの最優秀新人賞に輝くなど、リトル・シムズを一気にメジャー・アーティストに押し上げ、その年を代表する作品となった。大いなる成功を収めた前作に対し、今作『NO THANK YOU』は、28歳となったリトル・シムズことシンビアツ・アジカウォが、そのような成功を意にも介さず、己の信念を貫く姿勢を示すものとなっている。艶やかかつストレートで力強い楽曲群は、成功によってもたらされる名声や期待、求められる順応性やあらゆる制限に中指を立てた真にパンクな作品である。再びインフローとタッグを組んだ今作は、リトル・シムズにとって最も自由かつ大胆で、自発的な作品である。

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