ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンの「今」を紹介する、ベルリン拠点のインディペンデントマガジン『RISIKO(リジコ)』が、今夏に開催された国際的なクラウドファンディングキャンペーンを経て、第3号となる「RISIKO Issue 3 “HAMBURG”」を刊行した。

3号目のテーマは「ハンブルク」。ドイツで重要な音楽都市の1つ、ハンブルク。60年代初頭のビートルズ下積みの地であり、ノイエ・ドイチェ・ヴェレから現在のオルタナティヴ・シーンまで。意外と知らないこの街の音楽とカルチャーを『RISIKO』の視点で紐解く。ハンブルクの新旧音楽シーンやアーティストの交友関係に迫ったインタビューや対談、特集アーティストによるハンブルクのおすすめスポットや映画などをご紹介。読後にハンブルクをちょっと身近に感じる、そんな1冊となっている。

アンドレアス・ドーラウやパレ・シャンブルクのホルガー・ヒラーといった80年代ハンブルクを象徴する面々から、スヴッチャーをはじめ、ハンブルクの注目レーベル「ラ・ポシェット・シュルプリーズ・レコーズ」のアーティストたちも登場。ファット・ホワイト・ファミリーや写真家の花代など、ハンブルクと意外な交流のあるアーティストも参加した幅広いラインナップも見逃せない。

<特集アーティスト>
Andreas Dorau, Blackbird Mantra, Cony Plankton, Deep Dyed, Fat White Family, Holger Hiller (Palais Schaumburg), Kurt Dahlke (Der Plan, Fehlfarben, Ata Tak), Melissa E. Logan (Chicks on Speed, VooCha), Melting Palms, Swutscher, Velvet Bein (La Pochette Surprise Records), wearemarvin, Hanayo, Kotsuguy (Kikagaku Moyo), Max Bauer (Isolation Berlin), only child club, Erregung ?ffentlicher Erregung, Frank Spilker (Die Sterne), Stefan Marx

ドイツ国外への発信を目指し、テキストは日本語と英語のバイリンガル掲載。今号の発売を記念して、ドイツ・ベルリンの『OBEY Art Space Berlin』にて2022年10月14日~17日の4日間、リリース兼ポップアップイベントを開催。「TOKYO ART BOOK FAIR 2022」での国内先行販売を経て、11月上旬より各国内取扱店舗で発売予定だ。

<INFORMATION>
『RISIKO Issue 3 “HAMBURG”』
2022年10月14日発売(ドイツ)
追って11月上旬より国内でも発売予定。

判型:W182mm × H257mm
頁数:66ページ
部数:初版500部
言語:日英バイリンガル
*A3リソグラフ印刷の「HAMBURG CITY MAP」付き

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