ボーダレスでエモーショナルなオルタナティヴ・サウンドでTVオン・ザ・レディオやヤング・ファーザーズとも比肩されながら独特なキャリアを積み上げてきたアトランタ発の4人組バンド、アルジェが最新アルバム『SHOOK』を2023年2月24日にリリースする。

同作より復活を果たした伝説のバンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャを迎えた新曲「Irreversible Damage」が公開された。

前作のワールド・ツアーで燃え尽きたフロントマンのフランクリン・ジェームス・フィッシャーは故郷アトランタで1970年のパンクを取り入れたDJグランド・ウィザード・セオドアによるNYラップの傑作『Subway Theme』に触発され、DJプレミア、DJスクリューからデッド・ボーイズまでラップとパンクの革新者たちの音源を再訪しながら、SP-404とアナログ・ドラムマシーンでアルバムの雛形となる強烈なビートを生み出していった。

また、アルバムにはザック・デ・ラ・ロッチャ、ダンジョン・ファミリーのビッグ・ルーブ、ビリー・ウッズ、フューチャー・アイランズのサミュエル・T・ヘリング、パトリック・シロイシをはじめ、アンダーグラウンドの猛者たちが多数集結。ゲスト陣との実りあるコラボレーションとバンドが制作したフィールド・レコーディングやオリジナルのサンプル音源が渾然一体となり、地元アトランタの捉えどころのない感覚的体験を呼び起こす。アルバム4作目にして最もアルジェらしいレコードがここに完成した。

「この曲の終わりの音は、喜びの音。2022年、全てが崩壊した時の希望の音だ」
– フランクリン・ジェームス・フィッシャ(アルジェ)

2023年2月24日に〈Matador〉よりリリースされる本作は通常のCD/LPに加え、数量限定ゴールド・ヴァイナルが同時発売。本日より随時各店にて予約がスタートする。

Share.

Comments are closed.