世界的ロック・バンド、フランツ・フェルディナンドが、これまでのキャリアを通して築き上げた歴史のハイライトを一枚に収めたベストヒット・コレクション『Hits To The Head』から、昨年11月の「Billy Goodbye」に続く新曲「Curious」を解禁!スリーヴケース付仕様の初回生産限定盤CDや日本語帯・解説書付の限定盤LP、Tシャツ付セットなど、ファン必携の限定フォーマットが大好評予約受付中!




昨年の「Billy Goodbye」同様、本楽曲も、メンバーのアレックス・カプラノスとジュリアン・コリー、そして現代ポップ界の巨匠スチュアート・プライス(デュア・リパ、マドンナ、ペット・ショップ・ボーイズ)による共同プロデュース曲となっている。同時にバンドの旧友でもあるアンディ・ノウルズが手がけたミュージックビデオも公開された。

この曲に込められた意味?「最初の1ページ目で/映画のような心ときめく出会い/走る緊張感/足を踏み入れた先は暗い舞台/知りたいんだよ/君は僕を求めてくれるのかな/僕を自分のものにした後も/僕は未来を探し求めてるんだ/僕らこそが未来なのかな?/知りたいんだよ」この歌詞は、映画のシーンで、死ぬ間際に人生が目の前でフラッシュするのと反対に、誰かを好きになった瞬間に恋愛の全行程が目の前でフラッシュするようなイメージで作ったんだ。

だから、後でビデオについて考えてるときに、ダンス・ソングだと説明したんだ。僕たちはいつもダンス・ミュージックを演奏していると話すじゃないかとベーシストのボブが言うから、ビデオで踊ったらどうだろう?ってことになった。だからボブのアートスクールの同級生で、2005年と2006年にはフランツでも一緒にプレイしたアンディ・ノウルズに声をかけてみたところ、彼らがその気になってくれたんだ。彼がカメオ出演しているのも見つけてみてほしい。そして僕らが実際に踊っているところも見られるよ。

– Alex Kapranos




ポップ・アンセムに必要なすべてを知り尽くしたフランツ・フェルディナンドの生み出してきた音楽は、世界中の音楽ファンたちと共鳴し、約20年の活動を通して、彼らを商業的にも批評的にもUKが生んだ世界最大のバンドの一つへと押し上げた。アルバム・セールスは合計で1,000万枚を超え、12億回のストリーミング再生を記録、ブリット・アワードやマーキュリー賞を受賞し、グラミー賞にもノミネートされ、チケットセールスは世界中で600万枚に達している。またイギリスのレディング・フェスティバルやスペインのプリマヴェーラ、フランスのロック・エン・セーヌ、そして日本のフジロック、サマーソニックなど、世界各国の大規模音楽フェスでヘッドライナーを務めている。

アルバムの選曲作業について、フロントマンのアレックス・カプラノスは次のように述べている。

フェスティバルのセットリストを作るのと同じことさ。みんなが聴きたいと思う曲を演奏したくなる。ヒット曲をね。ヒット曲を頭から中心、足元まで持ってくるんだ。そのためには、誰もが知るシングルもちろん、「Outsiders」のような、バンドとオーディエンスの両方にとって特別な意味を持つ楽曲を含める必要がある。また去年レコーディングした新曲も2曲加えてある。「Billy Goodbye」と「Curious」だ。この2曲は、最後の段階でスチュアート・プライスとの共同プロデュースで完成させた。僕の友人には、オリジナル作品ではなくベスト盤を持っている人は「本当」のファンではないと考える人がいる。僕はそうは思わない。子供の頃の両親のレコードコレクションを思い出すんだ。両親が持ってたコンピレーション作品が大好きだった。(デヴィッド・ボウイの)『Changes』や(ローリング・ストーンズ)の『Rolled Gold』を持っていたことに凄く感謝してるよ。それらの作品は僕にとっての入門書、入り口になってくれた。

– Alex Kapranos

トラックリストは以下の通り。

01 Darts Of Pleasure
02 Take Me Out
03 The Dark Of The Matinée
04 Michael
05 This Fire
06 Do You Want To
07 Walk Away
08 The Fallen
09 Outsiders
10 Lucid Dreams
11 Ulysses
12 No You Girls
13 Right Action
14 Evil Eye
15 Love Illumination
16 Stand On The Horizon
17 Always Ascending
18 Glimpse Of Love
19 Curious
20 Billy Goodbye
21 Eleanor Put Your Boots On (Single Version) *Bonus Track

フランツ・フェルディナンドは、2003年5月に〈Domino〉と契約し、1stシングル「Darts Of Pleasure」で衝撃的デビューを飾ると、 2ndシングル「Take Me Out」が爆発的ヒットを記録。若くして音楽史にその名を刻むと共に、セルフタイトルのデビュー・アルバムが世界中で400万枚の大ヒットとなった。一貫したフランツの世界観を確固たるものに昇華させながらも、常に高い芸術性を追い求め、『You Could Have It So Much Better』(2005)、『Tonight: Franz Ferdinand』(2009)、『Right Thoughts, Right Words, Right Action』(2013)、『Always Ascending』(2018)と名作を世に送り続けてきた。

フランツ・フェルディナンド初のベスト盤『Hits To The Head』は、CDとLP、カセットテープ、デジタル/ストリーミング配信でリリースされる。国内盤CDにはボーナストラックとして「Eleanor Put Your Boots On (Single Version)」が追加収録され、未公開写真と共にオリジナル・ブックレットに掲載されたフランス人ジャーナリスト、JD・ボーヴァレットによるライナーノーツの対訳と歌詞対訳、日本語版解説を収めた解説書が封入され、初回生産限定盤はスリーヴケース付仕様となる。LPフォーマットは、ブラック・ヴァイナルの通常盤と透明レッド・ヴァイナル仕様の限定盤、そして日本語帯・解説書付の限定盤 (透明レッド・ヴァイナル仕様)で発売され、国内盤CDと日本語帯付限定盤LPには、オリジナルTシャツ付セットも発売される。




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