ソウルフルなヴォーカルで魅了するケマニ・アンダーソンと、切れのあるサックス奏者として一目置かれるキャラム・コネルの2人が率いるマンチェスター拠点のバンド、シークレット・ナイト・ギャングが、セルフタイトルのデビュー・アルバム『Secret Night Gang』をジャイルズ・ピーターソン主宰の名門〈Brownswood Recordings〉からリリースすることを発表した。




ケマニとキャラムのデュオは、マンチェスターのジャム・セッション・シーンで経験を積みあげた。そして、そこでバンドのベーシストとなったスチュー・ホワイトヘッドに出会ってトリオを結成し、暗闇のなか閉鎖したままのオールド・トラッドフォード(マンチェスター・ユナイテッドFCの本拠地)で、ジャムセッションを行った。そのときの経験から、彼らは自分たちのバンドを名付けたという。そしてその後、ドラマーのマイク・ウィルソンと、プロデューサー兼エンジニアとして、ダルケミスことイヴォンヌ・エリスを招き入れた。また、本作にはベースにウィルソンの同胞のジュヌロイが参加、ギターにはナイル・ロジャースのようなリズム・ギターを奏でるジャック・ダックハムが参加している。

現代的でクロスオーバーな感覚が取り入れられた本作において、バンドはファンク、ソウル、ジャズ、ディスコなど様々なジャンルを新しい感性でミックスしている。




僕らは自分たちのサウンドを、制限のないものとして表現している
ひとつのジャンルに固定していないんだ。このアルバムは、過去3年間を映しだすもので、僕らが好きな音楽とミュージシャンに対するオマージュでもある – キャラム・コネル

バンドはシック、クインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド・アンド・ファイアーといった様々な音楽的影響をアルバム中に散りばめている。「Journey」はタワー・オブ・パワー風の楽曲となっており、「Lonely」はハード・ファンクなスタイルの楽曲で、アンダーソンの独特なヴォーカルスタイルが曲を通して輝いている。「Fall in Love」と「Beautiful Days」では心地良いR&Bを展開し、「The Sun」ではスピリチュアルな領域まで到達している。そして「Wanna Be With You」と「Live Your Life」では、ジル・スコットやJ・ディラの影響を感じるネオ・ソウルを披露している。

リスナーが音楽の中で自分を見つけられるような、制約のない楽曲を書いているんだ
でも、なんと言っても、考えるための音楽じゃなくて——踊るための音楽なんだよ – キャラム・コネル

シークレット・ナイト・ギャングによる待望のデビュー・アルバムは、デジタルで2021年10月22日にリリースされ、国内流通仕様盤CDと輸入盤CD/LPは12月3日にリリースされる。LPは通常盤に 加え、3Dアートワーク仕様の3Dメガネが付属した限定盤も発売される。




Secret Night Gang『Secret Night Gang』
label: Brownswood Recordings
release: 2021.12.03 ON SALE
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12124

CD Tracklist:

1. Lonely
2. Fall in Love
3. Beautiful Day
4. The Sun
5. You Are My Love
6. Journey
7. Wanna Be With You
8. Live Your Life
9. Captured

LP tracklist:

A1. The Sun
A2. Wanna Be With you
A3. Captured

AA1. You Are My Love
AA2. Beautiful Day
AA3. Lonely




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