グラミー賞を2度受賞したエレクトロニック・デュオ、JUSTICE(ジャスティス)の片割れとして知られるGaspard Augé(ギャスパール・オジェ)が、間もなく発売されるソロ・デビュー・アルバム『Escapades』(Ed Banger Recordsより6月25日発売)からのニュー・シングル「Captain」をリリースした。このシングルは、彼の背景となっている神話を拡大したもので、彼の特徴である過激で進歩的なダンス・ミュージック第一主義とは対照的に、まるで地中海のバレアレス諸島を思い起こさせるような太陽のきらめきを表現している。




このシングル配信に合わせて、Filip Nilssonが監督した派手な映像が完成。この映像作品は、前作のシングル「Force Majeure」や「Hey!」同様にアルバム制作のために2人がトルコで撮影したもの。鋭角なシンセサイザーのサウンド、映画のような壮大さなど、JUSTICEと精神的に一致する要素もあるが、『Escapades』はまるで別の銀河からUFOが着陸してきたようなサウンドで、ヨーロッパのクラシック音楽を21世紀に向けて再構築したバロックの傑作となっている。

ギャスパール・オジェは、フランスの作曲家ビクター・ル・マン(Chilly GonzalesやMetronomyのJoseph Mountとの仕事で知られる)と共同で、パリの2つのスタジオを使い、その派手なビジョンを実現した。かつてYesが所有していたシンセサイザーを使用した「Enterprise」と、彼らの友人であるCassiusの故Philippe Zdarが所有していたMotorbass Studiosだ。JUSTICEが徹底的な編集で音楽を微調整することで有名なのに対し、『Escapades』は2ヶ月間で録音するという電光石火のマラソン・セッションで完成した。結果、爆弾のような遊び心を感じさせるアルバムが完成したのだ。




<リリース情報>
ソロ・デビュー・アルバム『Escapades』
2021年6月25日発売(輸入盤/デジタルのみ)
シングル試聴/アルバム予約リンク:https://gaspardauge.lnk.to/escapadesYo

<『Escapades』収録予定トラックリスト>
1. Welcome
2. Force Majeure
3. Rocambole
4. Europa
5. Pentacle
6. Hey!
7. Captain
8. Lacrimosa
9. Belladone
10. Casablanca
11. Vox
12. Rêverie

<アーティスト日本公式ページ>
https://carolineinternational.jp/gaspard-auge/

<バイオグラフィー>
フランスを代表するエレクトロ・デュオ、Justice(ジャスティス)の一人、ギャスパール・オジェ。ジャスティスは、ダフト・パンクの元マネジメントであるペドロ・ウィンターが代表を務めるEd Banger Recordsから、2007年にリリースしたデビュー・アルバム『†』(クロス)が世界的な成功を収め、グラミー賞「ベスト・エレクトロニック/ダンス・アルバム部門」にノミネートされるなど、一躍シーンのトップ・アーティストとなった2人組。現時点での最新作『Woman Worldwide』(2018)もグラミー賞「最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム部門」受賞を果たすなど高い人気と実力を持つ。そのジャスティスのギャスパール・オジェが、遂にソロ・デビュー作となる『Escapades』を2021年6月にリリースする。




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