コロナ禍直前の2019 年末、様々なミュージシャンが一同に会した忘年会@いこい(赤羽民であれば誰もが知る大衆居酒屋)で意気投合し結成されたという、2人組ユニット「赤羽ニューロマンチカ」が、1stシングル『環状八号線』をリリースした。
一見すると色物系の印象を受けるユニット名だが、ギターロックバンドでフロントマンを務めていたMitsuoと、Jazz ピアニスト/アレンジャーとして活躍していたSakishibaが鳴らす、「ギターロック」と「ジャズ」という、一見相反するような要素を融合させたサウンドは、「下町シティポップ」という形容がしっくりくる独特の世界観。風刺の効いたパンチラインが次々飛び出す詩世界も興味深い(本作ではUber Eatsでのアルバイト時の愚痴をサラっと歌い上げている)。
北区赤羽が終点である都道311 号からとった「環状八号線」でデビューを果たした注目ユニット。来月以降もシングルリリースを続けていくようなので、その動向に注目していきたい。
赤羽ニューロマンチカ『環状八号線』配信リンク
https://fanlink.to/loop8