クリエイティブマンが主催する音楽フェスティバル「SUPERSONIC」の開催日が発表された。




「SUPERSONIC」は当初2020年9月に千葉と大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていた。新たな日程は9月18日と19日、会場は千葉・ZOZOマリンスタジアムと大阪・舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)に決定している。

千葉公演は出演アーティスト数削減のため3日間から2日間へと変更された。また「SUPERSONIC」は2021年に日本で行われる初のインターナショナルフェスとして、海外アーティストを迎えての開催を目指すこともアナウンスされている。

チケットは昨年分の初日および2日目の1日券はそのまま有効で、千葉公演3日目の1日券、通し券、プラチナチケットは払い戻しを受け付ける。詳細は後日「SUPERSONIC」のオフィシャルサイトにて発表される。

発表に際し、クリエイティブマン代表の清水直樹氏は、声明文で以下のようにコメントしている。




日本において海外のアーティストのライヴを生で見る機会を失って、1年3ヶ月以上が経ちましたがまだ灯は消えたままの状態です。1966年のビートルズの来日から絶え間なく続いてきた素晴らしい歴史が遮断されて、洋楽天国とまで言われたあの頃は遠い昔のように思えているでしょう。しかしそうはさせじと、昨年の12月に洋楽プロモーター10社が集まり緊急会議が始まりました。そして、その活動が実り今年の3月から洋楽コンサートが除外されていたJ-LODliveというコンサートの延期・中止の補助金制度に加えられる事になりました。私達の次の目標は海外アーティストを安全に出入国させて、プロモーターの管理の中でライヴができる環境を早く作っていく事です。すでに、スポーツ業界や演劇業界の団体は政府に働きかけていて前例ができています。私たちもACPC(コンサートプロモーターズ協会)内に、IPAJ(インターナショナル・プロモーターズ・アライアンス・ジャパン)を設立して、政府とガイドラインを確認しながらオリンピック以降へ実現に向けて進んでいます。

そして昨年延期となったスーパーソニックを今年の9月に開催します。昨年発表していた海外アーティストは、ステージの縮小と来日人数の制限により半分以上は諦めざるを得ない中で見事な面々が残ってくれました。来日アーティストのほとんどであるアメリカとイギリスはワクチン接種が急ピッチで進んでいるので、関係者は全て接種を条件に来る予定です。彼らもオリンピック以降であれば日本に来れるはずと期待を胸に待っています。アメリカとヨーロッパでは、この夏に次々とビッグ・フェスティバルが発表されてソールドアウトになる中で、日本からはスーパーソニックがその仲間に加わります。アメリカ、ヨーロッパそしてアジアとフェスティバルの輪が繋がってその全てが成功した時に、新たな音楽の歴史の幕開けになるでしょう。そこに立ち会って下さい。

現在は緊急事態宣言及び渡航制限が出ている時ではありますが、9月までに開催地の千葉と大阪とレギュレーション協議を続けながら、観客数、感染対策を万全にしてスタッフ一丸となり安心安全な野外フェスティバルを目指して行きます。1年間待っていてくれた人達や、今年は行こうと思ってくれている人達、または海外フェスに行きたいけど我慢している人達に向けて努力し続けます。音楽での世界との交流を消さない為にも。その時には世界に向けて、日本のオーディエンスがライヴを楽しんでいると高らかに宣言して下さい。アーティスト発表はまもなくです。皆様のご協力をお願い致します。

Thank you to everyone, who is working to keep us safe.
クリエイティブマン代表 清水直樹




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