現在、国内メディアが報じることによると、日本政府は、新型コロナウイルス対策として10都府県で発令中の緊急事態宣言の解除後、大規模イベントの参加人数制限を段階的に緩和する方針を固めたという。
宣言対象区域で最大5000人だった上限を1万人まで緩和する方向で調整し、宣言解除から1か月後をめどに、さらに「収容定員の50%以内」まで緩和することも検討している。
音楽イベントなどの開催制限に関する政府方針の原案によると、宣言解除から1か月間は段階的に上限を変更する経過措置期間とし、最大で「1万人以内」まで緩和する。経過措置期間中、感染状況の変化などに応じて上限設定を見直す場合もあるとのここと。また、経過措置の期間が終了する4月上旬には、さらに「収容定員の50%以内」とすることも検討おり、この場合、収容定員が4万人の会場では、2万人が上限となる。
政府は1月7日の宣言発令に伴い、宣言対象地域でのイベントの人数制限を「5000人以内」かつ「収容定員の50%以内」に強化。これにより、スポーツ競技やライブなど数万人の観客が入れる大規模会場でのイベントでも、観客は最大で5000人となっていた。