開催中止のグラストンベリーフェスティバル、2021年秋に配信イベントを行う可能性が浮上

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今週、収束の目処が立たない新型コロナウイルス感染を受け、昨年、2021年まで開催延期を発表していたイギリスの人気フェス「グラストンベリーフェスティバル(Glastonbury Festival」が、2021年度の開催を中止することを発表した。




2020年度のグラストンベリーフェスティバルは、初開催から50周年を迎える節目の年であり、Paul McCartney、Taylor Swift、Kendrick Lamarがヘッドライナーを務めることが決定していた。しかし、コロナ禍により同年の開催は中止となり、今年まで開催を延期することになっていた。

だが、現在の状況を鑑みたオーガナイザーのMichael EavisとEmily Eavis親子は、今年の開催も苦渋の決断ながら再び開催断念。今年の開催については、すでに先述のヘッドライナーの1人だったPaul McCartneyが昨年12月の段階で2021年度の開催時には出演しないという意向を示しており、現在のようにコロナ禍が収束しない状況の場合、フェスがスーパースプレッダーになる可能性も危惧していた。

しかし、2021年のグラストンベリーフェスティバルは、正式に開催中止が発表されたものの、Emily Eavisは今秋にライブストリーミングイベントを行う可能性があることを示唆したとThe Gurdianのインタビューで明かしている。




それによると、多くの大物アーティストたちから彼らのためにパフォーマンスしたいと申し出てているようで、Emily Eavisはそれが実現するように行動を起こすつもりだという。また、仮にイベントが行われる場合は、世界中の人たちが自宅で見られるようなイベントにする考えもあり、それが自分たちが収入を得るための助けとなるとも。

また、Michael Eavisも今週木曜にLBCのインタビューに対して、今秋にイベントをいくつか開催することを検討していると語っている。これは毎年恒例のグラストンベリーフェスティバル開催に対する地元向けの感謝イベントのPilton Partyの別バージョンとして行われるものになるかもしれないとEmily Eavisも語っており、可能であれば、何らかのイベントを2021年のその頃には行いたいという考えがあることから、この秋のイベントがライブストリーミングイベントになる可能性も少なからずあると考えられる。




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