イギリスの音楽ベニューの閉店危機状況を示すマップが公開、現在30ベニューが永続的に閉鎖危機に直面

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新型コロナウイルス感染拡大第二波を受けて、再ロックダウン中のヨーロッパ各国。現在、12月2日までの再ロックダウンを行なっているイギリスだが、それによって音楽ベニューが深刻な危機に晒されているという。




その状況を視認できるマップをMusic Venue Trustが公開。このマップでは来年3月31日までにベニューが閉鎖する可能性の状況を3段階で示すもの。それによると353ベニューが青信号、273ベニューが黄信号、30ベニューが永続的に閉鎖する可能性が高い赤信号を示している。

マップは、これらのベニューの危機的状況を視認することで、支援のためのキャンペーン「#SAVEOURVENUES」のクラウドファンディングに音楽ファンを誘導する役割を担っている。




過去8か月の間に#saveourvenuesキャンペーンは、300万ポンドを超える寄付と8000万ポンドを超える政府からの支援金を集めたという。しかし、それでもまだ支援を必要とするベニューは多いため、音楽ファンからの支援が求められるとMusic Venue TrustのCEO、MarkDavydは述べている。

なお、専門家によると90%の効力があると報告された新型コロナウイルスのワクチン開発の報道を受け、2021年春までにライブミュージックシーンが復活する可能性が発表されたが、現在のところ、その先行きはまだまだ不透明だ。




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