ONEOHTRIX POINT NEVERがサフディ兄弟による最新ミュージック・ビデオ「LOST BUT NEVER ALONE」を新たに公開

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ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー (以下OPN) ことダニエル・ロパティンによる最新アルバム『Magic Oneohtrix Point Never』が、国内外の主要メディアから称賛を集め、2020年を象徴するアルバムとしての評価を高める中、新たに収録曲「Lost But Never Alone」のミュージック・ビデオが公開された。




ダニエル・ロパティンは、本作の制作に先駆けて2017年に映画『グッド・タイム (原題:Good Time)』、2019年には『アンカット・ダイヤモンド (原題:Uncut Gems)』と立て続けに映画音楽を手掛けており、両作品を監督したサフディ兄弟とOPNのタッグが、音楽界、映画界の両方において、今最も刺激的なコラボレーションとして話題を集めている。今回公開されたミュージック・ビデオは、まさにそのサフディ兄弟が監督を務めており、彼らが共有するカルト音楽とカルト映画に対する深い造詣と愛情が詰め込まれた、彼らにしか作れない映像作品となっている。






ノスタルジアは温かくもあり、深く憂鬱でもある。それは愛と憎しみの関係だ。感情そのものが心を揺さぶる。「Lost But Never Alone」は、常に過去から意味を引き出したいという我々の願望と、それを別の何かで突破したときの達成感を映し出した、怪物のような作品だ。

パンデミックが発生したとき、ダンと僕は昔のB級ラジオ番組の音源を一緒に聞いていたんだ。曲全体を再生すると発生する著作権の問題を回避するようにカットアップして編集しながらね。その結果、ラジオの断片をつなぎ合わせた40分におよぶ音源ができたんだ。興味深いことに、使ったラジオ局の一つは「Beautiful Music」と呼ばれていた。

完成したアルバムを聴くと、スティーブ・ライヒのようなカットアップやラジオ音源の亡霊のようなサウンドの虜になったよ。その感覚が大好きなんだ。僕はこのアルバムが大好きで、特にこの曲は、悲しみ、怒り、孤独、創造性、そして勝利を得たときの深い感覚で満たしてくれる。僕らはみんな途方に暮れている、でも決して一人ではないんだ。
– ジョシュ・サフディ

サフディ兄弟が手掛けた「Lost But Never Alone」のミュージック・ビデオは、日本時間明日11月12日午前11時にTwitchにて先行配信された後、翌13日午前4時にOPNのYouTubeアカウントにて一般解禁される。Twitchでの先行プレミア公開ではOPNによる特別ラジオ番組「DEPRESSIVE DANNY’S WITCHES BORSCHT VOL.2: THE RECKONING」も合わせて放送される。

LOST BUT NEVER ALONE 先行プレミア公開
https://www.twitch.tv/amazonmusic

一般公開 (11月13日午前4時)
https://www.youtube.com/user/OneohtrixPointNever




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