Khruangbinが柳ジョージによる日本産レアグルーヴも収録した『Late Night Tales: Khruangbin』リリース

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クラシックなソウル、ダブ、サイケデリアを注ぎ込んだミッドナイト・ファンクで人気を博すグルーヴ・トリオ、クルアンビン。




大絶賛されたサード・アルバム『Mordechai』に続いて、世界中で愛される“夜聴き”コンピの決定盤〈Late Night Tales〉シリーズ最新作として『Late Night Tales: Khruangbin』を12月4日にリリース!過去にはこのシリーズでボノボが彼らの楽曲「A Calf Born in Winter」(『全てが君に微笑む』に収録)を選曲したことによってバンドが最初に注目を集めたという経緯もあり、今回は満を持しての登場となる。現在、アルバム・サンプラーが公開中。

今回のコンピレーション/ミックスはインドにルーツを持つイギリス人プロデューサー、ビドゥ(Biddu)がプロデュースしたパキスタンのシンガー、ナジア・ハッサン(Nazia Hassan)によるどこか哀愁漂うヒンディー・ディスコ「Khushi」、韓国のロックバンド、サヌリム(Sanullim)による軽快なグルーヴが気持ちいい「Don’t Go」、ナイジェリアのマクスウェル・ウドゥ(Maxwell Udoh)とエチオピアのロハ・バンド(Roha Band)によるアフリカからの名曲達、そしてベラルーシの人気バンド、ピェスニャルィー(Песняры)の楽曲や激しいヴォーカルのパフォーマンスに魅了されるスペインのパロマ・サンバシリオ(Paloma San Basilio)の楽曲などを収録。そしてなんとエクスクルーシヴ・トラックとして、クルアンビンによるクール&ザ・ギャングの名曲「Summer Madness」のカバーも収録。




さらに日本からは、世界に誇るKing Of Diggin’ことDJ MUROのレコメンでも知られるメロウなレア・グルーヴ大名曲、77年の故・萩原健一(ショーケン)主演ドラマ『「祭ばやしが聞こえる」主題歌の柳ジョージ「祭りばやしが聞こえるのテーマ」がセレクト!

コンピレーション/ミックスの最後は彼らの地元でもあるテキサスからジェフリー・ミュラー(Geoffrey Muller)がバンジョーでカバーしたエリック・サティ「Gnossienne」に、同じくテキサスのティアニー・マローン(Tierney Malone)がスポークン・ワードをのせた楽曲で締めくくられている。全体を通して国境や文化を越えた選曲となっており、世界中の音楽に対する深い愛情と彼らの音楽的ルーツが感じられるものとなっている。




スプリフを吸いながら、バンドメンバーみんなで自分たちは深夜に何を聴くか、ってことを考えるのは楽しかったよ。僕たちはできるだけ多くの国や地域の曲を選曲したいと思っていた。それから、他の国の人が知らないような自分達の地元のアーティストの楽曲を紹介したかった。それがクルアンビンがクルアンビンたる所以なんだ。ヒューストンは頑固で地元中心な感じだけど、 ヒューストンを形作っているのは、絶え間なく入ってくる世界中からの影響だと思う。湾流がヒューストンに入ってくるんだ。それがテーマのようなものだと思う。 – Khruangbin

『Late Night Tales』シリーズは2001年にスタートし、これまでにアークティック・モンキーズ、ザ・シネマティック・オーケストラ、ジョン・ホプキンス、フランツ・フェルディナンド、フローティング・ポインツ、ベル・アンド・セバスチャン、ホット・チップ、ボノボなど、多くの人気アーティストが登場する”夜聴き”コンピとして人気を博してきた。

シリーズ最新作『Late Night Tales: Khruangbin』はアーティストによる全曲解説対訳が封入された国内流通仕様盤CD、輸入盤CD/LP、更に数量限定の限定輸入盤LP(オレンジ・ヴァイナル)、デジタルで12月4日にリリースされる。




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