ベテランDJ/プロデューサーのCarl Coxが新たにテック企業の「Sensorium Corporation」とパートナーシップを結び、同社が手がけるソーシャルVRプラットフォーム「Sensorium Galaxy」を利用したVR DJセットの配信シリーズを2021年初頭より開始することを発表した。
Carl CoxのVR DJセットは、「Sensorium Galaxy」内に設けられたエンタメに特化した”エレクトロニックミュージック・ショーのためのコンセプチュアルなバーチャル・コンテンツ・ハブ”であるVRワールド「PRISM」より配信される。VR DJセットはVRヘッドセットのほか、PC、スマホ(Android、iOS)でも視聴できる。また配信されるのはCarl Coxによるライブ配信といくつかの過去のアーカイヴセットとのこと。
ソーシャルVRプラットフォーム「Sensorium Galaxy」は、『フォートナイト』のように無料プレイできるモデルに基づいたもので、イベントチケットの販売、プレミアムアカウントのサブスクリプション、アドオンから収益を得ることができる。またイビサの有名クラブ「Ushuaïa」、 「Hï」のオーナーのYann PissenemとJay-Zの音楽配信サービス「TIDAL」ともパートナーシップを結んでいる。
なお、「PRISM」では、Carl CoxのほかにDavid GuttaがVR DJセットの配信を行うことが決定している。