2020年9月16日に開催されたAppleの新製品発表会の中で、新型iPad Airが発表された。10月発売の同モデルは、5色展開で6万2800円(税別)〜となる。
新型iPad Airは、電源ボタン部分にTouch IDを搭載しており、5nmプロセスで製造された新型のA14チップを採用したモデルとなることが特徴だが、この進化したiPad Airによって、DJアプリも恩恵を受けるようだ。
Apple Eventsの動画では、Algoriddimがリリースする人気のDJアプリ「djay Pro AI」が登場。djay Pro AIはAIによるDJ MixやNeural Mix™による音声分離、リアルタイムでビートを打ち込む、ビートループを追加する機能などが搭載されているが、新型iPad AirではA14 Bionicチップによってdjay Pro AIも進化。
フロントカメラで手の動きをキャプチャーすることが可能となり、iPad Airの上に手をかざしながら、タッチディスプレイに触れずともスクラッチなどのDJプレイが可能になることが先述の動画の57分26秒頃から確認できる。
@saxena_puru , this is for you
Saw this on today's Apple Event
You can mix your music with the more powerful new iPad on the Djay Pro AI app. You can even move your hands in the air !
From the $AAPL Event (15 Sep)
Watch from 57:26 https://t.co/CHti0VUnp0 pic.twitter.com/63wNjKGRT4— Irnest Kaplan (@IrnestKaplan) September 15, 2020
現時点ではAlgoriddimからこの新たな「djay Pro AI」の機能に関する詳細情報は発表されていないが、今後、iOS系DJアプリのあり方を変えるターニングポイントになることは間違いないだろう。今後の続報に注目が集まりそうだ。