『ブラックパンサー』俳優のチャドウィック・ボーズマンが死去、音楽界からも追悼の声

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大ヒットした映画『ブラックパンサー』で知られる俳優のチャドウィック・ボーズマンが結腸がんのため、43歳で死去したことが明らかになった。




発表によれば、チャドウィック・ボーズマンは2016年からステージ3の結腸がんの闘病を続けており、最近までに病状はステージ4まで進行してしまったという。自宅で彼の妻と家族たちに見守られながら息を引き取ったことが明かされている。

2018年公開され、全米興収7億ドル超え、社会現象級の大ヒットとなった『ブラックパンサー』は、アカデミー賞でも3部門を受賞。同作では人気ラッパーのKendrick Lamarと所属レーベル「TED(Top Dawg Entertainment)」のCEOであるAnthony “Top Dawg” Tiffithがインスパイアードアルバム『Black Panther: The Album』を手がけており、収録曲の「King’s Dead」はグラミー賞でも最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞した。




チャドウィック・ボーズマンは、今年5月はスパイク・リー監督のNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』にも参加していたが、これらの作品の撮影中の合間にも手術や化学療法を受けていたという。

訃報に際し、映画界からだけでなく音楽界からもPublic Enemy、Ice Cube、Bun B、KXNG Crooked、MC Hammerらが追悼コメントをSNSで投稿していることをHip HOP DXが報じている。

大ヒットした『ブラックパンサー』、『アベンジャー』シリーズによって、日本でも人気が高いチャドウィック・ボーズマンだが、昨年は、映画『Yasuke』 にて、織田信長に使えた黒人侍の弥助を演じることも発表されており、映画ファンの間で注目を集めていた。

チャドウィック・ボーズマンの早すぎる死をここに追悼したい。




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