KafukaとMasahiko Takeda がサウンド空間の拡張を試みるライブ配信サイト「CYCLEE」を発表

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音楽家/トラックメイカーの Kafuka (江島 和臣) とMasahiko Takeda (武田 真彦) が、自身が運営するメディアアートラボ「Laatry (ラットリー)」より、サウンドインスタレーションをオンラインで鑑賞できるウェブサイト「CYCLEE (サイクリー)」を発表した。




このウェブサイトでは、展示会場では体験できない、深夜から夜明けにかけてのサウンドインスタレーション作品がライブ配信され、独自に開発した機能により、展示会場と鑑賞者の「空間と感覚の調和」を作り出す。

第一弾は、6月24日(水)22:00 – 7:00 に、京都の伝統工芸である佐波理おりんのブランド「LinNe (南條工房)」とコラボレーションしたサウンドインスタレーション作品を配信予定。クリエイティブ・コミュニティ・スペース「FabCafe Kyoto」にて深夜から夜明けの時間に、サウンドインスタレーションが映し出される。

配信は今後、場所・時間・作品内容を変えながら、不定期に開催される予定だ。




CYCLEE #1
Live Exhibition
2020年6月24日(水)
22:00 – 7:00
FabCafe Kyotoより配信

作品紹介

「CYCLEE (サイクリー) 」は、サウンドインスタレーション(会場)とパーソナルな環境(個人)を独自のウェブサイトを通じてゆるやかに繋ぎ、鑑賞方法を委ねることで「空間と感覚の調和」を作り出す試みであり、作品です。

使われていない時間とその空間に配置された、サウンドインスタレーション作品。
その風景を写し続けるライブストリーミングには、シンプルなチャットツールと、「States of Mind」という鑑賞者の気持ちを共有するボタンが配置されています。
見るひとそれぞれの時間の流れや感情のうつろいを共有しながら画面は変化し、お互いの環境へささやかに影響を与え合います。

配信は、場所・時間・作品内容を変えながら、不定期に開催されます。

CYCLEE が、絵画や照明といったインテリア、お香やお茶といった嗜好品、あるいはラジオやプレイリストといったBGMのように、心地よい機能性と距離感をもつアート作品として利用されることを願っています。

企画 Laatry
サウンドインスタレーション Kafuka (江島 和臣)、武田 真彦
映像 belly roll film
ウェブデザイン kinescript
ビジュアルデザイン 黒崎 厚志
制作協力 LinNe (南條工房) Delta Blues Audio FabCafe Kyoto/MTRL KYOTO 京都市




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