英・独立系音楽協会が音楽業界で働くフリーランス支援基金設立、申請者に現金支給

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イギリスの独立系音楽協会「Association of Independent Music (AIM)」が、新型コロナ禍による影響を受けたインディペンデント音楽業界で働くフリーランサーたちを支援するための基金設立を発表した。




この基金では、ツアークルー、スタジオプロデューサー、ラジオプラッガー、グラフィックデザイナー、ミキシングエンジニア、スタイリスト、パブリシストなどインディペンデント音楽業界全体とその周辺の職業人が金銭支援の対象。基金は現在、今後2ヶ月間に1000人の業界人に1000ポンドずつの分配を目標に資金を募っており、AIMとそのメンバーはすでに半分の50万ポンド(約6743万)分の支援を約束。協会は残りの資金を調達するために、音楽業界内外からの寄付を募ってい





る。

この基金はCreative Industries Federationと共同で実施した業界全体の調査に対するAIMとしての対応の一環。調査によって、コロナ禍の都市封鎖、規制の結果、音楽関連ビジネスの96%が収入を失い、音楽ビジネスの40%が全収入を失ったことが明らかになった。

支援金を得るには、フリーランスか貸付を受けている1人親方の事業者であり、ほかのコロナ対策の支援プログラムを受けていないことなどが条件になる。

なお、申請が受理された場合、1000ポンドを上限に支払いが見込まれていた収入のうち、最大80%までが支援金として支払われる。またこの支払いは承認された時点で申請者の銀行口座に直接振り込まれる。




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