11/15に死去したラッパー・Lil Peep(リル・ピープ)の生前、最後のライブ映像がファンの手によって公開されている。動画は11/14にEl Pasoで行われたライブのもの。「Hellboy」、「Benz Trck」、「Awful Twings」、「Crybaby」など人気曲を披露する姿とそれで沸き立つファンの姿を確認できる。
👉元恋人や兄がその死について語る
Lil Peepの死因は現段階では精神安定剤のザナックスの過剰摂取によるオーバードーズと報じられている。またその事故が行ったのは11/15のツアーバス内で、マネージャーが遺体を発見したとのこと。また過去に交際相手として噂になった女優のBella Thorne(ベラ・ソーン)がInstagramで涙ながらにLil Peepの訃報を受けて、彼を偲ぶ動画を公開したことも話題になった。
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なお、Lil Peepの生前の未発表インタビューをPaper Magazineが公開。そのインタビューで、Lil Peepはファションや俳優など音楽以外の分野にも進出する考えを持っていることを語っていた。さらにPeopleでは、実兄Karl ÅhrことOskarがインタビューに答えており、Lil Peepの死は不慮の事故で自殺ではないと強調。「自分が摂取した薬物以外のものも摂取したことに気づかなかった」と語り、「その人生はとても幸せなものだった」とも語っている。
👉自ら作り上げたイメージを演じていたとも…
Lil Peepの楽曲は、薬物や鬱をテーマにしたリリックが特徴的だったが、それはあくまで「仕事」としてであり、彼は以前、兄とともにプロレスの試合を観ていた時に「ヒップホップ・アーティストもプロレスーのように、役者でならなけらばいけない」と語っており、そういったイメージ作りを意識的に行っていたようだ。
なお、Lil Peepは最近、Milkavelliとのコラボ曲「Zzz」を公開したばかりだったが、10月にも「Avoid」という曲をリリースしている。
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Text by Pointed
Top Image via Rock/Metal
Reference: Rock/Metal, Hollyscoop, Paper Magazine, People